ファイナンシャルプランナー、コラムニストの西山美紀です。
GWまっただなかですね。「10日間ずっと旅行♪」という人もいれば、「数日は出かけて、あとは家でたまった用事をする」という人もいるかもしれません(私は後者です)。
時間に少しだけゆとりがある連休。これを機に、ちょっと重かった腰をあげて、今まで目をつぶって先のばしにしてきたことに目を向けて、お金が貯まる人になりませんか?
今回はそんなプチアイデアを5つ紹介します。できそうなものがあったら、ぜひ試してみてください。
① 通帳とクレジットカード明細を見てみる
WEB化がどんどん進む今。銀行の通帳やクレジットカードの利用明細を見る機会は減っていますよね。
実はここ、大事なポイント。銀行自動引き落としやクレジットカード払いの中に、余計な出費があることにまったく気づいていない可能性があるからです。
もしそれらが1000円~3000円くらいだとしても、毎月いくつかあれば、1年間で何万円にも(もしかしたら10万円以上にも)膨らんでいきます。少しずつカットできれば大きな金額になりますよね。
ぜひ一度、通帳やクレジットカードの利用明細をチェックして、使わなくなったWEBサービスや習い事、会費等、不要なものがないかを確認してみましょう。
②「我が家の通信費」と向き合ってみる
スマホを持つのが当たりの時代となり、通信費として「仕方ない」と思っていないでしょうか。
ですが、スマホ代で一人あたり1万円以上かかっていると、実は大きな出費です。夫婦なら2万円以上、ご家庭によって夫婦で3万円以上かかっている場合もあり、見直しをすれば抑えられる可能性大。
お子さんがいる方なら、お子さんが大きくなるにつれてスマホ代はさらに膨らむので、ぜひ早めに見直しておきたいところ。
通話をほとんどしなくなったのに、通話し放題のサービスや留守番電話サービスに入っていないでしょうか。契約時に入ったオプションサービスを、1か月で解約するはずが忘れていないでしょうか。使わないサービスをカットすれば、月に数百円~1000円、2000円と減らせる余地があります。
また、通信費がいっきにダウンできる、格安スマホを検討してみるのも手。身近に格安スマホを使っている人がいたら、使い勝手などを聞いてみてもいいですね。
③ 不用品をフリマアプリで売る
家の中に、不用品(だけどきれいなもの)はありませんか?
GWは気候もよく、クローゼットやタンスを整理するのにもぴったりな時期。夏物の洋服で「去年1年、着なかったな」というものはないでしょうか。他にもバッグや靴、アクセサリーなど、きれいだけれどあまり使っていないものがあれば、フリマアプリで売るのも一案です。
メルカリやヤフオクなどフリマアプリでの出品は、以前に比べてだいぶ簡単になったとはいえ、きれいに撮影したり、説明文を書いたり、発送の準備をしたりと少々手間がかかるもの。GWの開いている日にちを「不用品を売る日」と決めてしまいましょう。不用品をすっきりさせて、ついでに少しお小遣いを手にできたらうれしいですね。
個人間売買が手間だという人は、ブランディアやZOZOUSEDなどの買い取りサービスを利用すれば(フリマアプリよりは手にできる金額は少し下がると思いますが)、スムーズです。
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