イギリス出張も終盤!
ご縁がつながり、イギリス在住の料理研究家のエリオットゆかりさんのお宅のアフタヌーンティーにお招きいただきました。ゆかりさんはイギリスに移住されてから手料理を中心にブログをアップされていたら、人気に火がついたという方。現在は、引き続きブログ執筆の他、ご自宅での料理教室、日本でのイベント、メディア出演と大忙し! お店では幾度か体験していますが、実際のお宅、それも本場イギリスのアフターヌーンティーをいただけるということで、ワクワクしながら電車に飛び乗りました。
あまりに素敵な空間に浮かれて、キャッキャしている私を横に、皆様はアフターヌーンティーのご用意を(恐縮です)。それにしても、「こんなキッチンがあったら、毎日手の込んだ料理をしちゃうかも!?」という素敵さ。自然光もたっぷり入って、撮影スタジオのようです!
今回はスコーンやメレンゲを使ったケーキ、そして、サンドウィッチは自家製をご用意いただきました。「気張る必要はないんですよ。全部を作ろうとすると人を招くのが億劫になっちゃうじゃないですか? それって本末転倒ですよね。何品かは頑張って、あとはそのまま出せるものを買ってきちゃえばいいです。アフタヌーンティーの目的は、親しい人と楽しい時間を過ごすことが目的ですから!」とゆかりさん。「とはいえ、このセッティング、まるでお店のようではないですか!」と感動する私。
「ウェッジウッドのような食器は、贈答用というか、どうしても大切にしすぎてお客様用にしてしまう方って多いんですよね。でも、食器はやっぱり使ってあげたほうが喜ぶと思うんです。だから、私、いただいても、買ってきても、すぐに箱から出して箱は捨てるようにしているんですよ。もちろん、可愛いすぎて捨てづらい箱もあるんですけど(笑)」とゆかりさん。
「食器は欠けたり、割れたりする可能性があるため、大切だったり、高価だったりするものこそ、どうしても棚にしまいこんでしまうことってあるんだよな」と反省。家に帰ったら、良い器から日常使いをしようと、心に誓いました。
おもてなしをしようとすると、どうしても気張ってしまいがち。まずは少しの贅沢を自分に。そう、「自分におもてなし」してあげることも重要だな、と(あっ、夫にもですね苦笑)。忙しくしすぎている自分のために、ゆっくりと紅茶を楽しむ時間を作ってあげる。そんな時間を日常に取り入れることで、日々は豊かに彩られていくのでしょう。息があがりそうな東京から離れ、イギリス時間を堪能した私は、そんなことをしみじみと思ったのでした。
追伸:ブログを拝読し、お会いするまでは、思いっきりエレガントなお人柄かと思い、かなり緊張していた私なのですが、とっても気さくで元気なゆかりさんなのでありました。日本でのイベントも多いとのこと、ぜひ、ブログをチェックしてみてください。そして、今、ウェッジウッドでは、オリジナルグッズがもらえる、創業260周年記念キャンペーンを実施中だそう。こちらも要チェック!
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