イギリス出張も終盤! 

ご縁がつながり、イギリス在住の料理研究家のエリオットゆかりさんのお宅のアフタヌーンティーにお招きいただきました。ゆかりさんはイギリスに移住されてから手料理を中心にブログをアップされていたら、人気に火がついたという方。現在は、引き続きブログ執筆の他、ご自宅での料理教室、日本でのイベント、メディア出演と大忙し! お店では幾度か体験していますが、実際のお宅、それも本場イギリスのアフターヌーンティーをいただけるということで、ワクワクしながら電車に飛び乗りました。

ロンドンから電車で移動し、ゆかりさんがご家族で暮らす自然豊かで閑静な住宅街へ。
駅まで車でお迎えいただいた旦那様のエイダンさん。そして、玄関でお出迎えいただいたゆかりさん!


あまりに素敵な空間に浮かれて、キャッキャしている私を横に、皆様はアフターヌーンティーのご用意を(恐縮です)。それにしても、「こんなキッチンがあったら、毎日手の込んだ料理をしちゃうかも!?」という素敵さ。自然光もたっぷり入って、撮影スタジオのようです!

右は長男のハリー君。近々、大好きな日本に引っ越しをし、働く予定とのこと。紅茶を淹れるのが得意とのことで、何杯も私のティーカップにお茶を注いでくれました。ちなみに、いちばん左はウェッジウッドの芦田さん。今回の私の飛行機乗り遅れ事件を優しく受け止めていただきました(涙)!!!


今回はスコーンやメレンゲを使ったケーキ、そして、サンドウィッチは自家製をご用意いただきました。「気張る必要はないんですよ。全部を作ろうとすると人を招くのが億劫になっちゃうじゃないですか? それって本末転倒ですよね。何品かは頑張って、あとはそのまま出せるものを買ってきちゃえばいいです。アフタヌーンティーの目的は、親しい人と楽しい時間を過ごすことが目的ですから!」とゆかりさん。「とはいえ、このセッティング、まるでお店のようではないですか!」と感動する私。

  • フラワーアレンジメントも学ばれたゆかりさんのセッティングしたテーブルには季節のアレンジメントが。
  • 今回の食器たちは、ウェッジウッドのワイルド ストロベリーシリーズ。「可愛いらしく仕上げすぎず、大人っぽい印象になるようにコーディネイトしました」。
  • 「この花びらの演出もいいですね」と言うと、「それは偶然! お花が勝手に演出してくれたんですよ(笑)」とゆかりさん。そんなミラクルあるんですねぇ~。


「ウェッジウッドのような食器は、贈答用というか、どうしても大切にしすぎてお客様用にしてしまう方って多いんですよね。でも、食器はやっぱり使ってあげたほうが喜ぶと思うんです。だから、私、いただいても、買ってきても、すぐに箱から出して箱は捨てるようにしているんですよ。もちろん、可愛いすぎて捨てづらい箱もあるんですけど(笑)」とゆかりさん。

おしゃべりが止まらない私たち。気が付けば、何時間も過ぎていて……


「食器は欠けたり、割れたりする可能性があるため、大切だったり、高価だったりするものこそ、どうしても棚にしまいこんでしまうことってあるんだよな」と反省。家に帰ったら、良い器から日常使いをしようと、心に誓いました。

人懐っこいスター君とお庭で、夏休みの子供のようにおおはしゃぎで遊びました! 
この記事を書いた後、ゆかりさんからスター君が永眠したという知らせをいただきました。どうぞ安らかに、と願っています。


おもてなしをしようとすると、どうしても気張ってしまいがち。まずは少しの贅沢を自分に。そう、「自分におもてなし」してあげることも重要だな、と(あっ、夫にもですね苦笑)。忙しくしすぎている自分のために、ゆっくりと紅茶を楽しむ時間を作ってあげる。そんな時間を日常に取り入れることで、日々は豊かに彩られていくのでしょう。息があがりそうな東京から離れ、イギリス時間を堪能した私は、そんなことをしみじみと思ったのでした。


追伸:ブログを拝読し、お会いするまでは、思いっきりエレガントなお人柄かと思い、かなり緊張していた私なのですが、とっても気さくで元気なゆかりさんなのでありました。日本でのイベントも多いとのこと、ぜひ、ブログをチェックしてみてください。そして、今、ウェッジウッドでは、オリジナルグッズがもらえる、創業260周年記念キャンペーンを実施中だそう。こちらも要チェック!