メルマガでも書きましたが、イギリスに海外出張にきています……そう、言い切りたかったのですが(苦笑)。経由地であるフィンランドのヘルシンキ空港→イギリスのマンチェスター空港→車でスタッフォードへ。現地に夜7時には到着しているはずだったのですが。

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ヘルシンキまでは、見逃していた作品を一気に鑑賞。イギリス入りを前に『女王陛下のお気に入り』。ディック・チェイニー元副大統領を演じたクリスチャン・ベールの怪演ぶりをチェックしたかった『バイス』。インドの5億人の女性の健康管理に革命をおこした男の話『パッドマン』。そして、もゆるさんに絶対に観てと言われていたのに、なぜかタイミングがなかった『クレイジー・リッチ』。大充実!

まず、降り立ったヘルシンキ空港。掲示板にはマンチェスターへ向かう便が少しだけ遅延するとの表示。それでは、と空港内をプラプラと観察しつつ、仕事のメールチェックなどをおこなっていたのですが……急にお腹が……。

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北欧の空港は可愛いな〜、なんてノンビリ観察していた時間もあったのですけれど。
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さすがデザイン大国。電車マークも愛らしい♡


そう、もうお分かりでしょうか。

トイレにこもっていたら、まさかの搭乗締め切り……。

頭の中が真っ白に。空港職員の方に言われた「already gone(もう出ちゃいましたよ)」が脳内にこだましました。

あれ、もしかしたら、乗り遅れた?

しばらくはその事実を理解できませんでしたが、これは、もう、無理やり気持ちを切り替えるしかありません。

サービスカウンターに行き、気を取り直して、「今日中にマンチェスターに行きたい! 大切な仕事なのです!」と (心もとなすぎる英語で) 交渉してみたものの、とにもかくにもこの日のうちにマンチェスターに到着できる便は既に満席で、翌朝の直行便も満席ということが判明。

落胆し、そしてパニックしつつも、「あれ、先に私の荷物はマンチェスターにいっちゃった? 仕事道具は全部背負ってるからどうにかなるか。あ、でも、しばらく着替えられないかもな」などと、頭のどこかは逆に冷静になっていたりも。便数が多いロンドン行きを考えたものの、預けた荷物がマンチェスターに運ばれてしまったかどうか、その時点で確認ができなかったため、「マンチェスターに行かなくては! とにかくこの海を渡らなくては!」と自分自身を鼓舞(※乗る予定であって搭乗続きは済ませていたとしても、実際に乗っていない便に荷物が積まれることはないのだそうです)。

とにもかくにも取材は翌日の午後から。どうする、私?

 
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