去年11月に撮影終了した、映画版『ダウントン・アビー』。ついに待望のトレーラー映像がTwitterのオフィシャルアカウントで公開されました。

写真:Photofest/アフロ

20世紀初頭のイギリスの邸宅「ダウントン・アビー」に暮らす、英国貴族と使用人たちの人間ドラマを描いたこの作品。未見の方はぜひこちらから詳細をどうぞ
全6シリーズのこの海外ドラマ、私はNHKでの放送を毎週楽しみにしていてすっかりハマってしまったのですが、毎シーズン最終回後は「ダウントン・アビー」ロスになるほどの“ダウントニアン”。

なのでこの映像を観たとき、オリジナルキャラクターが勢揃いしてTV版のイメージ通りに動いている姿を観て、マギー・スミス演じるバイオレット様の相変わらずのお茶目ぶりや、使用人モーズリーさんのイジられキャラ、そして画面では誰と誰なのかわからないけど男女のキスシーン(男性はブランソン??)などに、嬉しくていちいち「おお〜〜〜!!」と変な声を上げてしまいました(笑)。

映画版では、国王陛下夫妻が「ダウントン・アビー」を訪れることになり、最高のもてなしをするために、一家総出で屋敷を磨き上げて大騒ぎ、というストーリー。TVシリーズでは屋敷を去って引退したカーソンさんに長女のメアリーが助っ人を頼みに行き、カーソンさんが再び屋敷内で采配を振るう、というのも見どころのひとつのよう。ほかにも、メアリーは夫と暮らすために「ダウントン・アビー」を去り、ブランソンは新しい恋をみつける……などなど、今回も目が離せない展開になりそう。

ただ、イギリスでは9月13日に公開が決定しているものの、日本での上映日は現在まだ未定とのこと。いつじゃ、いつなんじゃあ〜〜〜〜!!! ……はっ。取り乱してしまってすみません。

ロンドンではロケ地を巡るツアーも開催されているようで、映画版上映を記念して、現地で作品鑑賞したのちにこのツアーに参加する、なんていう旅もいいなあ、などと夢が膨らむのでありました。

余談ですが、先日私と同じく「ダウントニアン」である友人に会って恋愛談義をしているときに、彼女が「バイオレット様をはじめとする貴族たちが自分の意見を通そうとするときに、庶民と違ってストレートな物言いをしたりは決してせずに、話を通すためにはどの筋から攻めればいいかを考えて動くところが勉強になる。なぜなら男性に言うことを聞いて欲しいときの戦略と一緒だからだ」というようなことを言い、私は「おおっ」と思ったのです。

たしかに、恋愛において、プライドが高かったり頑固だったりする(ことが多い)同世代の男性に何かお願いしたいとき、可愛く甘えて通用すればそれがベストなのですが、正攻法では「yes」が引き出せそうにないときには、英国貴族のようなネゴシエーション術が必要なのかも……。そんな恋愛テクニックまで学べちゃう(かもしれない)、『ダウントン・アビー』。私の推しは、シーズン3まで出演していた、長女の夫となるマシュー(ダン・スティーヴンス)。皆さまにもぜひご覧になっていただきたい!