今年の5月は、クーラーをつけたくなるほど暑かったり、曇りでも少し湿気を感じる日があったりと、夏のような陽気が続きましたね。
そうなると、おいしくなるのが冷えひえに冷やしたビールやスパークリングワイン。
最近はレモンサワーやハイボールも人気で、暑さを爽快に洗い流してくれそうです。

これからの季節、わが家の食卓にはカルパッチョの登場回数が増えます。
冷たいお酒にもぴったり&飲めなくてもひんやりとおいしい前菜。
5月-6月はスズキが旬を迎えます。養殖だったら鯛もカルパッチョ向き。
わさび醤油も美味しいけれど、カルパッチョもいいものです。

カルパッチョをおいしくつくるコツ_img0
 

どちらも生食用のものを買ってきて薄切りにしてお皿に並べます。すごく薄くスライスするよりも少し厚みがある方が食べ応えがあります。贅沢にできるのはお家で作る醍醐味かも。
キレイに並べる必要はなくて、とにかく円を描くように平たく隙間を埋めるように並べていきます。
全体に塩をパラパラとふりかけ、たっぷりとオリーブオイルを。
このオリーブオイルは味の決め手になるので、できるだけフレッシュで美味しいものを使いましょう。私はカルパッチョにはシチリア産のオリーブオイルを組み合わせるのがお気に入りです。
それから、お好みでケイパーや刻んだトマト、ハーブを散らします。お好みでライムやレモンを添えて食べる前に絞りかけてもいいですね。

カルパッチョをおいしくつくるコツ_img1
 

カルパッチョをおいしくつくるポイントは、事前にお皿を冷やしておくこと。
おうちではいちいちお皿を冷やしたり温めたりは面倒でしないけれど、私はカルパッチョを作るときとリモンチェッロを飲むときはお皿やグラスを冷やしておきます。
せっかく身のしまったお魚を乗せるのに、お皿がぬるかったら身がダレてしまいます。
冷たいカルパッチョを口に含んで、体温で白身の甘みやオリーブオイルの香りが立ち上ってくるのを感じるのが幸せ。

料理のおいしさのコツは、お皿にもあり!なのです。