スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
セクシーとは無縁の人生を選んで(笑)、今年で46年になりますが。いや、もうすぐで47年か。最近は、色を身につけました♡ 昨日はサフランイエローのワンピースだったし、先週はピンクレッドのスカートだって。ベージュにグレーしか着ていなかった30代の私が見たら、もうびっくりすると思います。それほどの色の登場回数♡
色ってね、色恋沙汰の色なわけで。色を選ぶ、着る、その覚悟を決める、ということは、アースカラーやモノトーンを着ているのとはまた違うと思うんです。ピンクレッドを着れば、華やかさは一気にアップするし。サフランイエローなら、無国籍な艶っぽさがマックスに。そう。やっぱり色を着る、のは色気を着ると同じこと。
でも、その色気っていうのは。先に述べたセクシーさとはまた違うんですよね。本来の意味の1つである、「色の具合や色合い」。そして広義で「物事の風情や面白み」っていう感じかな。私にとっては。情緒がある感じがする。話すとたくさんの話題の引き出しがありそうだ――そんな女性。もしそれを「色気がある」と言えるなら、いつでもそうありたいな、と思います。おしゃれの色恋沙汰、良いですよね!
色を着る日が続いて、そんなことを考えました。
日本語って美しく豊かで好きだなあ♡
Comment