ブレードランナーのような「ロボットと人間の境界線」を問うような作品を好んで観たり、読んだりしてきました。フィクションのようでいて、いつかくるであろう未来、いつか起こりうる現実……というところに妙にドキドキしていたのだと思います。

皆様は、amazon go(アマゾンゴー)を体感されたことはありますか?

入店前に、アマゾンゴーのスマホアプリをダウンロードし、QRコードをゲートで読み取らせることでお店に入店すれば、あとはキャッシュレス。「無人コンビニ」と話題になりました。

AI前提社会。アマゾンゴーから「人間の仕事として残るもの」を考える_img0
写真:アフロ

AIにより人間が行う仕事はどんどんなくなっていると言われています。レジを不要とし、たくさんのデータ蓄積が叶うアマゾンゴーは、AI化やロボット化を押し進めているアマゾンらしい店舗のあり方だと素直に考えていました。でも、アマゾンはその一歩先を見越しているようで……!

アマゾンゴーに意外と多くの店員がいる訳〜人の仕事として残すべきものは何か(プレジデント オンラインへ)

この記事の中で、「レジをなくすことで顧客の利便性を高めている一方、人の仕事として残すべきものを考え抜かれている」ことが解説されています。アマゾンゴーは、「無人コンビニ」ではなく、「超有人コンビニ」であるのだと筆者は強調しています。そう、アマゾンゴーは店内でフレッシュなお惣菜を手作りしていることも特徴のひとつなのです。

「おいしい」ということについては、「自動の機械が作る」のではなく、「誰かが知らない場所で作る」のでもなく、「自分が目に見える場所で人が手間をかけて作る」ことでカスタマーエクスペリエンスとしての新たなおいしさを再定義している(プレジデントオンラインより)

なるほどな〜。日本のコンビニには提供困難「フレッシュなおいしさ」が詰まっているというわけです。※ちなみに、Amazon Goの店舗での売上の3分の1はフレッシュ系と彼らが呼んでいる食品カテゴリー。

「できれば人にやってもらえたら嬉しい」と感覚的に感じることは、この他にもたくさんあるような気がします。あなたが「人の手でやってほしいな〜」「人の頭で考えてほしいな〜」と思うのものは何ですか? そうやって考えることで、AIに駆逐されない職業が自然と見えてくるような気がします。それは決して大袈裟なものではなく、遥か昔から人間がもっているプリミティブな快楽、欲求とシンプルにつながっているような!? そう考えると、AIの進化は私たちが今までないがしろにしてきた大切な何かを取り戻すチャンスの到来なのかとも思えてきます。

 

今日のお品書き
マディソンブルーの水着instagramに投稿された時からとっても気になっていました。スポーツブランドの「スピード」とのコラボで、高機能素材の「Sensitive® Fabrics」を使用しているのだとか。とかく悩ましい大人の水着問題、皆様、特集もみたいですか?