閉経とともに低下し始める骨密度。でもその低下速度を遅くすることは可能です。女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニックを目指し、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている『成城松村クリニック』の松村圭子院長が、正しい骨密度の上げ方について解説してくれました!

 

shumamaさんからの質問

Q. 日常の中でおこないやすい、
骨密度を上げる方法は?

 

骨粗鬆症のことが気になります、41歳ですが、検査で骨密度が低いと出ました。更年期を迎える前から、日常に取り入れやすい骨密度をあげる方法が知りたいです。


特別ゲスト 松村圭子先生の回答

A. ただカルシウムの多い食品を食べても
効果的に体に吸収されないのです!


残念ながら、女性は更年期以降、骨密度が急激に落ちる、というのが実情です。骨は女性ホルモンによって守られているのですが、閉経すると女性ホルモンがほとんど出なくなりますから、骨密度が低下して骨粗鬆症になりやすくなるのです。閉経してから10年で骨密度は20%落ちる、とも言われているのです。

ただ下がるといっても、その傾きを緩やかにすることはできますから、努力をすることは大事です。その鍵は、やはり食事と運動にあります。運動がなぜ効果的かといいますと、運動をすることで骨を作る細胞が刺激され、そして骨が作られる、というサイクルがあるからです。

そしてやはり、重要なのは食事です。食事はとにかく大事! ただし効果的な食事法となると、意外とよく知られていないのが実情です。皆さん、「骨といえばカルシウム」と思われていますよね? そのため「牛乳を毎日飲んでいます」とおっしゃる方は多くいらっしゃるのですが、実は牛乳のカルシウムって、体に吸収される率は4割くらいなのです。牛乳よりも、ヨーグルトのほうが吸収率は良いのですね。乳酸がくっついて乳酸カルシウムになると、体に吸収されやすいという仕組みがあるからです。

 
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