こんにちは。編集部員によるツレヅレスピンオフ企画、とうとう最終回になりました。バタやんこと川端がおじゃまいたします。

編集者が顔を出し、名前を出し、好みや感情を込めながら記事を書くことへの戸惑いや責任をたびたび編集長大森も綴っていましたが、私は自分のスマホのカメラロールにこんなに自分の写真が並ぶようになるとは想像もつきませんでした。(THE プリクラ世代ですが、女子高生の時だってこんなに自分の写真持ってなかったよ……)

そんな私のカメラロールにツーショットが一番多く入っているのは、旦那でも元彼でも(そりゃ問題だ)大草さんでもなく大森先輩なのでした。

Instagramのハッシュタグ #大森先輩とバタやん には60以上の投稿が。


写真を見返すにつけ、いろんなところへ旅をして、いろんなところで"読者の方を待つ”という時間をたくさん過ごしたな〜と思いました。

全部を解説付きで遡りたかったのですが、そうすると源氏物語絵巻モノみたいに長〜くなって怒られそう(誰に? グーグルさんとかに? わかりませんが)だったので、漫画式にまとめてみました。

右スライドでご笑納ください。

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イベントやお茶会の回を重ねても、誰も来なかったらどうしよう、せっかく来たのにガッカリさせてしまったらどうしようという不安や、終わった後の脱力感に無言でご飯を食べることもありました。編集長になってからの心労はさらにだったと思います。

初めての「ミモレ大学」の入学懇親会の乾杯の挨拶では、期待に目を輝かせる参加者の方を見て、感極まって涙してしまった大森先輩。

「泣くのはまだ早いです」

とテキパキ仕切る私を見て、「大森先輩とバタやん、二人のキャラクターは逆だと思ってました」と何人もの読者の方に言われたり。そうなんです。キャラは逆なんですけど、やっぱり見たままなところもあるんです。大きなパイセンの懐と体のもとで、私はクルクルクルと好きなことを自由にクイックに動かせてもらっていて。それをいつも微笑ましく見守る咲子さん。

珍しいスリーショット。光野桃さんと大草前編集長のシチズンコラボウォッチ発売記念イベントで。撮影/目黒智子さん

 編集長引き継ぎの対談で、咲子さんは子どもの頃から卒業式とかで泣かない(泣けない)タイプだったと初めて知りましたが、すごく納得です。

「パイセン、泣くのはまだ早いです」

咲子さんの耕す庭が、公園になり、大森先輩の作りたかった婦人のシェアハウスがある街になり、大草さんの作った野音ステージでフェスが開催される頃、婦人が思いっきり泣けるタオルを作りましょう。咲子も泣けるタオル。パイセン、スペシャルゲストとかじゃないですよ。来た方をイジって、喋って、笑って泣いて、タオル売ってもらいますからね!