大森さん、比叡山で本格的な厄払いをしてみませんか?
都会のワンダーランド大塚の街に突撃する取材や、幻の祭・竹富島の種子取祭の取材……私が何をおもしろがる人間であるのかをとてもよく熟知している(笑!!)星野リゾート広報の方からのお誘いでした。
編集長退任のタイミングという、あまりにも意味ありげなタイミングでの比叡山での“行”体験。これ以上に最高のネタがありましょうか!
日本の天台宗の開祖であり、伝教大師として広く知られる最澄さま、申し訳ございません。私の4年ちょっとのミモレでの冒険を締めくくり、個人的な大団円を迎えるために、そう、“恰好のネタづくり”のために比叡山に足を運ぶことを決めたのです。
落語好きなためなのか、どうしても物語の最後にはサゲ(オチ)が欲しくなる習性が大きく影響しているような気がします(苦笑)。
今回は、星野リゾート ロテルド比叡さんが企画する「厄払い三昧」という2泊3日ツアー体験だったのですが(こちらは後ほど、山崎がこってりと書いてくれるはず)、私は、その核をなす「行三昧」について綴ろうと思います。
2日目の朝。まずは、延暦寺での「朝の勤行」から。
次に、延暦寺から徒歩20分ほど坂道を下った場所に位置する無動寺にて、大阿闍梨さま(弟子たちの規範となる僧侶。術や経文など法の維持発展に必要なすべての要素である伝法の灌頂/カンジョウを受けた、弟子たちの規範となる僧侶。大阿闍梨は特に徳が高いとされる)による「護摩行」へ。
生身(しょうじん)の不動明王である大阿闍梨さま。過酷な千日回峰行の話なども頭に入っていたので、護摩の灯りに照らされたお姿はただただ神々しく、「なんとありがたいことか」という気持ちでいっぱいに。
ここちらは大阿闍梨さまも登場する比叡山 延暦寺の営みが分かる動画。
次は約10分のケーブルカー(日本最長!)に乗って、門前町坂本に移動。
- 1
- 2
Comment