髪が細くコシがない、根本がペタンとしている、うねりがでてきた……など、年齢を重ねるとともに変化する髪質。最近、スタイリングがしっくりこなくなったなと感じることはありませんか? そんな女性の髪の悩みを解決してくれるのが、テレビや雑誌で話題の「えがお美容室」創業メンバー、テルイ タカヒロさん。今回は髪の悩みをプラスに変えてくれる黄金スタイルを教えていただきました。

 Before 

 

10年続けていたロングヘアを、半年前に肩の長さまで切ったのですが……。
「短くしたらボリュームが出ると思っていましたが、シルエットが四角くなり、逆に全体にペタンとなり髪が貧弱に見えて悩んでいます」平河みえ子さん(50代)

 Side 

広がりがちなサイドが頭を大きく見せてアンバランスに
耳から下の髪の重さで、頰からあごがたるみ顔が大きく見えがちに。髪の長さがほぼ同じで、動きがなく、ツヤのなさと毛先の傷みが目立ちます。

四角いシルエットが老け見えの原因でした
あごよりも下の長さの髪型は、四角くなった顔を囲み、たるみが強調されがちに。さらに、頭頂部の毛量も貧弱に見え、髪に流れや動きがないため重い印象になります。


年齢を選ばない。これが“若見え王道ボブ”


年齢を重ねると、次第に長めの髪はボリュームのなさを強調して、似合わなくなります。今こそ、少し短めのボブヘアがおすすめ。

1:1が黄金比! “若見え王道ボブ”のポイントは、ひし形シルエット

 

ポイントはここ!
1.頭頂部/両目の黒目の間にボリュームが出るようにバランスをとる。
2.サイド・後頭部/鼻先の延長線上より2cmくらい高い位置をボリュームアップ。
3.こめかみ/前髪をこめかみの位置からサイドに流すと、顔と髪が自然になじむ。
4.えり足/やや短めにすると、シルエットが整い、顔のたるみが気にならなくなる。

「平面的な印象がなくなりました。髪にも自然な動きが出て、気になっていた顔のたるみも心なしかすっきり見える気がします。気持ちも若返りますね」(平河さん)

 
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