「今日の天気教えて！！」
朝バタバタと準備をしながら服を着て、もうじき出かけようとする頃、私がこう話しかけるのはGoogle HomeでもSiriでもなく、お天気好きな息子だ。
リビングにテレビを置かないアナログな我が家の毎朝のニュース入手源はラジオ。
朝ごはんを食べながら我が家代表としてしっかりと耳をそばだててくれている息子に教えてもらうのが最も早く知る方法だと最近気づいた。
「今日はね、曇り時々雨だって。気温は２６度。あんまり暑くないみたい。折り畳み傘を持って行ってくださいって言ってたよ。あ、でもママは持たないか笑」
そう、私はよっぽどの日じゃない限り、それが超軽量な折りたたみであっても傘は持ちたくない。
屋外では雨を除けてくれても、屋内では何の役に立つこともないこの長くてビショビショの物体は、他の手荷物と一緒に持つのも躊躇するし、座る時には置き場所に困り、バッグから何かを出したい時にも邪魔になる。
さらに言ってしまえば、天気予報がはずれてピーカンになってしまった日なぞ、本当にお荷物でしかない。
そんな思いをするくらいなら、多少の雨くらい濡れた方がマシというのが勝手な持論となっている。
雨の日の服はどうしてる？というのもよく聞かれることではあるけれど、整体に通って歩き方のクセが改善し、多少の雨くらいではあまりボトムに泥ハネしなくなったのをきっかけに、基本的にはお構いなし。
朝から土砂降りの時以外は、途中からスコールが降ったって雨宿りしたらいいじゃない、傘がどうしても必要になったとしても日本なら大抵どこでも買えるよ、なんて高を括ってしまっている状態だ。
だから、お出かけ中に小雨除けが必要そうだと分かった朝は、濡れても気にならないキャップをバッグに入れるだけ。
雨が降らないかソワソワすることもなく、いつも通り身軽にでかけている。
ただし…
唯一気になるのは靴！
霧雨でさえ足裏はジメジメするし、ちょっとでも強めに降るとビショビショ状態。
おっちょこちょいなのか、間違えて水たまりに足を突っ込んでしまうこともあり、下手をすると靴の中に水が入ってきているなんてことも少なくはない。
一時期は一人の母として、一人の大人として、雨が降りそうなら“ちゃんとしなきゃ”なんてきれいめの長靴を買ってみたり、ラバーのバレエシューズや撥水加工パンプス、なんていうものにもトライしてみたりしたけれど、傘同様、予想外のピーカン天気や結局降らなかった時に俯瞰でみた自分のコーディネートの気恥ずかしさと、それと同時に生まれる怒りとも似た後悔を経験するうち、私の性格には合わないと断念することに…。
そうして試行錯誤するうちに出た結論は、暖かい時期の雨空や曇り空には、ラバーのビーチサンダルが1番快適！ということ。
どんなに土砂降りになっても、靴の中に水が溜まることがないから屋内に入ったらさっとウェットティッシュで拭けばいいだけ。
いつもの服にも合うきれいめのデザインならピーカンになっても後悔しないしむしろバカンス気分で気持ちいい！
お仕事や学校などならビーチサンダルで行き、直前できちんとした靴に履き替えてサッとバッグに忍ばせることもできる！
あぁ、なんてストレスフリー！
そんな風に結論づけてから、様々なビーチサンダルを試している。
私の晴雨兼用ビーサンの条件はコレ。
① レザーやフェイクレザーは雨の日に滑るのであくまでオールラバー素材
② 太すぎないストラップ
③ ストラップやインソールに刻み模様、ストラップにブランドネームのついたものは避け、全体的になるべくミニマムなデザインを
たった３つのことだけど、なかなか完璧に叶えてくれるものがみつからず、今も良いものがないかと模索中。
でも、この時期はビーチサンダルがいい、という気持ちだけは当分変わらなさそうです。
さあ、貴女は雨の日や降りそうな日の装いにどんな工夫をしていますか？予報の当たり外れで一喜一憂しない方法はありますか？
番外編では今季のアニエス・ベーの可愛らしいサンダル（左）の力を借りることも。これらはカカトがあるので歩くたびペタペタと音がしない利点はあるけれど、履き替え必須の日にはかさばるので使えないというデメリットが。まだどれも一長一短。良いものがあれば是非是非教えてください！
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