「普通の服が好き」パリ留学で出来上がった自分の軸【スタイリスト福田麻琴】
自分の軸が出来たのは30歳でのパリ留学
今のようなスタイルにたどり着くまでには、いろいろなファッションを経験しました。高校生のときはアニエスベーに憧れてボーターカットソーを買い、 20代は女性らしいスカートにヒール、髪も巻き、異性の視線をかなり意識したファッションでした(笑)。
仕事の上ではトレンドものには何でも挑戦。スタイリストとしては、必要な時期だったと思いますが、自分の軸はまだなかった。その後、30 歳でパリに留学し、自分のスタイルができたと思っています。何を好きなのか、どんなスタイリングがしたいかをゆっくりと考えられましたし、年齢問わず自分の軸を持つフランス人の中で生活できたことは、大きな刺激になりました。
※この記事は書籍『おしゃれコーチング』(講談社刊)から抜粋したものです。
<新刊紹介>
『自分のスタイルが見つかる おしゃれコーチング mi‐mollet BOOKS Vol.1』
ミモレ編集部 1500円(税別) 講談社
揺るぎない自分のスタイルがあると、とても生き易く、楽しい。でもそれを見つけるのは難しくて、日々トレンドや体型の変化などに振り回されてしまう…。スタイルのあるおしゃれな人になるには、どうしたらよいのか。ウェブマガジンとして、読者の悩みに寄り添い続けてきたからこそいきついた、ミモレならではのファッションブックを刊行。「紙のミモレが見たい」という読者の熱い声に応えた、待望の書籍第一号です。
【はじめに】白シャツとパール、そして私のスタイル
ミモレの大草直子編集長スタイリングにより、カジュアルからドレスアップまで白シャツのスタイルを見せます。
【第1章】インタビュー スタイルのある人ってどんな人?
・女優・板谷由夏さん
・「マディソンブルー」ディレクター中山まりこさん
・「ボンマジック」故・白井多恵子さん
・「CHICCA」ブランドクリエイター吉川康雄さん
【第2章】スタイルのある女性のリアルコーディネート
・熊倉正子さん
・ミモレ連載スタイリスト 田中雅美、斉藤美恵、福田麻琴、望月律子、室井由美子 スナップ&インタビュー
・おしゃれのヒントは街角にある!「SNAP!SNAP!」総集編
白シャツ、ジャケット、デニム、スニーカー、トレンチコートなど、流行に左右されないアイテム別に、ミモレのスナップの中から、人気のあったコーディネートを紹介します。
【第3章】コーチングシート(32P)
読者自身が書き込むコーチングシート。書き進めながら、最後には自分のスタイルのヒントを見つけられる内容。監修は人気スタイリストでミモレ編集長の大草直子。
取材・文/幸山梨奈
前回記事「「“制服”のように着こなす私の定番アイテム&ブランド」【スタイリスト田中雅美】」はこちら>>
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