年齢を重ねるにつれて、髪が痩せて細くなりやすくなり、ボリュームも半減。大人の女性は、髪を伸ばすよりも、ショートスタイルの中でフォルムやニュアンスの変化を楽しむほうがお悩みを解消しながらおしゃれに前向きになれる気がしますよね。そんな理由で30代後半以降の女性から支持率の高いショートヘア。今回はその中から、この夏レコメンドしたいデザインをピックアップ。東京の表参道で活躍する人気ヘアスタイリストさんにご提案いただきました。


メリハリシルエットで魅せる
モードなエアリーショート

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廣瀬淑子さん(コーディネートアドバイザー・41歳) ヘアサロン/LONESS(ローネス) 担当スタイリスト/片山良平さん

「もともと髪が細くて猫毛。朝ブローでふんわりさせた髪がお昼前にはぺたんこになって、シルエットが貧相に見えてしまうことに日々悩んでいます。あまり手先が器用なほうではない上に、仕事柄、朝、スタイリングにかける時間をなるべく短くしたいので、簡単に空気感が作れてキープできるスタイルを希望。シンプルなコーディネートが多いので、洋服とバランスの良いスタイリッシュな雰囲気も出したいです」(廣瀬淑子さん)

「前下がりのショートをベースに、トップの髪があえて短めになるようレイヤーを入れながらカットすれば、ブラシを入れながらスタイリングするだけで根元からふんわり。ボリュームのあるムードを装えます。サイドと衿足をタイトに仕上げれば後頭部が自然に丸みを帯びたキレイなシルエットに。優しげなブラウンベージュのカラーも柔らかなフォルムを引き立ててくれます」(LONESS 片山良平さん)

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Side
トップを短めにカットすることでナチュラルにふんわり。後頭部から衿足にかけてのボリュームをそぎ落とすことで頭の形がキレイに映る。耳を半分隠しながら流れる髪が女性らしさも添えてくれる。
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Back
レイヤーを入れた部分の毛束が空気をはらみながら重なって、トップから後頭部にかけてのシルエットをふんわり。


このまま見せればOK!
カット&カラーのオーダーのポイント


カット
トップを短めにカットして、前下がりのレイヤースタイルに。衿足はナチュラルタイトに仕上げて。バングは目の上ギリギリにカットして隙間ができるようにカット。自然に斜めに流す。

カラー
ブラウンをベースにベージュを混ぜてまろやかに仕立てたブラウンベージュ。

スタイリングのポイント!
メリハリシルエットで魅せるほのモードなエアリーショートはこう作る!

How to

1 ロールブラシでトップだけ内巻きにしてふんわりボリュームアップ。
2 ハードスプレーをピンに吹きかけて分け目に留めたら、3分間そのままに。
3 ワックスを人差し指の第一関節分くらいすくって指の間までしっかりなじませる。
4 手をパーにして 、バックは下から上へササッ。サイドは下から上へササッとなじませる。
5 手に残ったワックスを前髪にもサッとなじませたら完了。

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ヘアサロン/LONESS(ローネス)
店名は愛と優しさをドッキングさせた造語。居心地の良い優しい空間で、お客様1人1人の理想を実現。“似合わせ”と“再現性”の高いスタイルに定評があり、モデルや女優からも人気を集めている。現在、表参道と銀座の2店舗。
WEB http://loness.jp

代表/片山良平さん
その人の魅力を引き出すセンスと抜群の技術力でヘアスタイルをアップデート。ジャンルや年齢を問わず、オールマイティにどんなデザイン作りも得意とする。タレント級のルックスで、地方から通うファンもいるほど。プライベートでは父親デビューしたばかり。
Instagram @ryohei_katayama

 

 
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