フードジャーナリストの小松宏子さんが、最新の食のトレンドを紹介します。
猛暑が続き、夏バテぎみと感じている方も多いことでしょう。
そんな疲れを吹き飛ばす特効薬は、やっぱり牛肉。とっておきのお肉を取り寄せて、自分へのご褒美にするもよし、大切な方へのギフトにするもよし。肉好き垂涎の極上品をご紹介しましょう。
① 最適な状態で発送してくれる「京中」の熟成肉
<贈り物・ギフト>京中式熟成牛肉 贈答用 特上焼肉400g ¥20000(税抜)
まずは、「京都中勢以」あらため「京中」の熟成肉です。ここ数年で、“熟成”という言葉がブームを超えて定着しましたが、その先駆けがこちら。
京都伏見に40年前に創業した「中勢以」は、肉をより美味しく食べる方法として、ごく自然に熟成に行きついたと言います。2代目主人の加藤謙一さんは、アメリカのコロラド州立大学でミートサイエンスの修士号までおさめた精鋭。先代が築いた伝統に加え、科学の目をもって、熟成技術を極めています。
牛はすべて日本古来の但馬の血統で、枝肉で4~12週間、それぞれの肉に合った丁寧な熟成がなされます。結果、どの肉も歯切れよく、赤身の旨みが濃く、脂身は口溶けがよく、ほのかな熟成香を宿し、いつまでも心地よい余韻を口の中に残します。
令和元年から屋号を「京中」に改めるとともに始まったお取り寄せは、時系列で肉を選ぶ仕組みです。思いたったら吉日で今日発送してもらえる肉、5日後以降の食べたい日に合わせて用意する肉。さらには、好みと用途をヒヤリングして、2か月後に最適の状態に熟成させた“京中式熟成肉”1頭分(または1/2頭分)を届ける豪快なお取り寄せも!
部位による味わいの違いはもちろん、ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶなど、用途によっても最適の部位があり、種類はさまざま。 初めての方はぜひ、電話で相談してみてください。これまでの熟成肉の概念が変わるお肉が届きます。
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