こんにちは。ビューティエディターの安倍佐和子です。
先日、2泊3日で、韓国のソウルへ、蓮花ビューティ開運ツアーに行ってきました。そのときの旅の模様を3回に分けてレポートしたいと思います。

さて、一年にたった4日しか咲かない蓮の花は、開花のときにポンっと音がするそうで、その瞬間に立ち会えると開運効果があるとかないとか。ロマンチックですよね、ご存じでした? 
昨年、大ヒットした映画『クレイジー・リッチ』の中でも、アジア中のクレイジーリッチな人々が蓮の花の開花を祝うパーティシーンがありましたね。大好きなBARAKAのHASUHANAエッセンスミストにはホワイトロータスの初摘みのエッセンスのみが配合されているという話も聞いていたので、以前から開花にあわせて蓮花の聖地に行きたいな、とずーっと思っていたんです。
そして念願叶ってついに、mimolletの連載でもおなじみ、BARAKAの創設者でもあるステラ薫子さん案内のもと、8月初旬、まさに獅子座の新月のタイミングで2泊3日、一路ソウルへ!

 

ソウルは想像以上に暑く、連日34℃前後の猛暑日。
そんな中、中心部からほど近い、ピンクロータスで有名な韓国仏教伝統寺院「奉元寺・ポンウォンサ」と、車で約1時間の距離にあるホワイトロータスの聖地とも言える目的地、広大な蓮花公園「セミウォン(세미원)」(住所は경기도 양평군 양서면 용담리 93  京畿道 楊平郡 楊西面 竜潭里 93)へ。蓮花ビューティ開運ツアーのはじまりです。

 

なんでもホワイトロータスは夜、咲くそうで(映画でもホワイトロータスの開花は夜でした)、今回の旅では、残念ながら開花の瞬間は拝めなかったけれど、咲き乱れるホワイトロータスの神々しさは半端なく、思わず拝みたくなるほど浄化のパワーでいっぱい。ホワイトロータスを仰ぎ見ては深呼吸の繰り返し(笑)。

じつは、汚れた泥水の中で天に向かってまっすぐ、美しい花を咲かせるのが蓮花。泥水であればあるほど大輪の花を咲かせるそうで、その凜とした姿を眺めながら“煩悩にまみれた現世で清らかに生きること”の意味を考えたり。仏さまのお導きなんでしょうかね、深いな~としみじみ。その荘厳なまでの無垢な美しさ、写真で伝わるでしょうか……?

ホワイトロータスをありがたく拝んだ後には、蓮の葉ご飯で有名なレストラン「ヨンバッ(연밭)」(住所は경기 양평군 양서면 용담리 514 京畿道 楊平郡 楊西面 龍潭里 514)でランチ。蓮の葉で蒸された餅米や蓮の葉の豚肉料理など、蓮づくし。マシッソヨ(おいしい)でした。

ふと思ったのは、韓国の人々の暮らしの中で「蓮はとてもなじみ深いものなのね」ということ。日本では蓮根を食べるくらいで、蓮の花の開花を見に行くとか、漢方薬で処方してもらうとか、まだまだ広く知られていませんよね。
でも、ここ韓国では、韓医学でも蓮花はかなりポピュラーのようで、改めて「蓮花の効果効能が知りたいっ!」ということで、蓮や蓮花に詳しい韓医学の権威、韓国東方医学のユン博士のもとへ。

ユン院長は、Hi-Feel Korean medical Hospitalのディレクターであり、現役の韓医師。大統領から特別な賞を授与されているほど著名な方なのですが、とても紳士的で優しい美肌ドクター.。診療中の合間にも関わらず、質問ひとつひとつに丁寧に答えてくれたんです。

逆に、「なぜ、蓮花に興味を持たれたんですか?」なーんて質問されたり。ここからは、美容と健康のヒントがたくさん詰まった、ユン院長への貴重な取材をレポートします。

 
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