蓮花美容&開運ツアー、ミモレの連載でもおなじみ、占星術家のステラ薫子さんとともに、ソウル市内の開運スポットを巡り、開運アップの秘訣を教えていただきました。
じつは、ステラさんは、超がつくほどの韓国ツウ。20年以上も足繁く通い、ソウルを訪れる際、2回に1度は、これから紹介する開運スポットへのお参りも欠かさないそう。

そんなステラさんにさっそく案内いただいたのは、ご存じ、ソウルのシンボルとも呼べる、景福宮。朝鮮王朝最高の宮殿と呼ばれている観光名所です。入るのはもちろん正門にあたる光化門から。
門には、朝鮮王朝時代を思わせる韓服を着た守門軍がずらり。バッキンガム宮殿の衛兵交代式同様に、守門軍の交代式も有名らしく、この日も、大勢の観光客でごった返していました。

ステラさん「景福宮は、風水でいうところの龍脈に沿って建立された韓国最高のパワースポット。ここから中に入って、4カ所の開運スポットを巡ります。漢江を挟んで朝鮮王朝があった北側のエリアに龍脈が走っているということ、覚えておいてくださいね」

ということで、景福宮に入り、ひとつめの勤政殿へ。勤政とは、政に勤しみ、天下を収める意味で、つまりは政治を司るところ。そして、景福宮をそのまま北に上ると、ブルーハウスと呼ばれる大統領官邸とつながっているのだとか。昔も今もここは、政治の中枢にあるということなんですね。

ステラさん「ここは仕事運アップのパワースポット、タロットでいう皇帝のカードと同じです。まずはここをお参りするのですが、その際に、勤政殿を火災から守る、ヘテという守り神も参ってください。石作りで2頭がくっついているのですが、入って左側のヘテにだけ子供がいるんです。この子供つきのヘテこそ、縁結びのヘテ。ご縁が欲しい人は必ずここをお参りしてくださいね」

知りませんでした、確かに子供のヘテがいます! もちろん、そっとなでますよね~。

ステラさん「そして、勤政殿では、玉座のうしろにある『日月五峰図』を拝んでくださいね。5つの峰と松、2筋の瀑布が流れ、左に月、右に太陽が描かれています。月が王妃、太陽が王様を表しているのですが、陰陽五行説に基づき、森羅万象永遠の生命力を象徴し、王朝の絶対的な権力を表したものと言われています」

なんて心惹かれる図なんでしょう! 見入ってしまいました。敷地内にある国立民族博物館で「日月五峰図」のグッズが購入できるとのこと。ステラさんも開運グッズとしておすすめしてくれたので、訪れる機会があったらぜひ購入を。これは、紙幣を入れるといいらしいクリアファイル。


そして、次に向かったのが、王の宴会場として使われていた慶会楼。大きな池に浮かんでいるような設計ですね。

ステラさん「タロットでは浄化のカードと同じ、水に囲まれた慶会楼で、ぜひ、心身ともに浄化されてください」

最後が景福宮の奥座に位置する国立民族博物館の前だとか。開運効果のある五重の塔の前に、サークル上の12体の像を発見!

ステラさん「ここが最後の開運スポットです。干支の像がそれぞれの方位に立っていますが、この中からぜひ自分の干支を探して、自分のことを願ってください」

犬年のステラさんは犬の前で、丑年の私は牛の前で合掌を終えて、いそいそと国立民族博物館へ。お目当ての「日月五峰図」のグッズを購入したら終了。

ステラさん「できたら、午前中いちばんに景福宮を、次に案内する曹渓寺(チョゲサ)へまわるのがいいですね」
とのこと。神社参拝もそうだけど、お参りは午前中にすませる、というのが常識。覚えておこう。

 
  • 1
  • 2