残暑————昔は大の「苦手」だったはずなのに、最近はなんだか違うんです。さすがに「好き」とまでは言えないけれど、「悪くないかも」くらいには感じています。学生のころは、残暑=夏休みの終わり、だったけれど、そもそも長い夏休みとは無縁の大人になったから？ 打ち合わせや撮影などの外出をのぞいて、涼しい部屋で仕事を進められるフリーランスとして働くようになったから？ ともかく、残暑が怖くなくなったのは、私にとって「いいこと」です。
昔は10月くらいまで、本当にニットを着るぎりぎりまで、毎日ノースリーブ一択だったけれど、最近は残暑に秋素材を楽しめる大人になりましたしね（笑）。スエード、レザー、コーデュロイ……夕方からのアポだった先日は、ウール混の半袖シャツを着て出かけました。丸襟で五分袖のシャツ。肩が落ちていない、あえてキリッとしたジャストシルエットが新鮮で、秋に向けたきちんと感もあります。
このシャツにパールイヤリングもアリだけれど、今の私にとってそれは「トゥーマッチ」。40年後、髪の毛がシルバーグレーになったら似合いそうですが、それまではちょっと年齢が追いついていないのでパス。34歳の今は、苦さ、辛さ、毒っぽさを添えるほうが、断然似合います。
そんな理由で選んだのが、このイヤーカフ。やや太めの2連のフープデザイン、つやのあるイエローゴールド。耳たぶを前後から挟むイヤリングとは異なり、イヤーカフはそのもう一歩奥に入れこんで耳にひっかけます。着用部分が数センチ違うだけで、イヤリングよりもぐっとモード。顔周りが「新しく」なる感じ。季節の変わり目の「何か新しくしたい」気持ちに寄り添います。
ブランイリスには、リングも目をつけているものがあるんですよ〜。つやっつやのゴールドで、ごろんとしたリング。増税まであと1ヶ月だしな〜、買いどきかな〜。単純なイイワケだけれど（笑）。
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