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【デリケートゾーンのケアの常識】人に言えない、女性器コンプレックスの治療法

 

ミモレ世代に必要なデリケートゾーンケアを見直す、全4回連載。最終回は、強いコンプレックスに陥りやすいという女性器の悩みに焦点を当てます。
女性器形成を専門とされる東京・銀座「なおえビューティクリニック」の喜田直江先生のもとには、多くの女性たちが、さまざまな問題を抱えて来院されるそう。人知れず悶々としているのは、自分だけではないかもしれません。今回は、小陰唇の形状や黒ずみ、膣のゆるみや大陰唇のたるみといった、代表的な悩みとその解消方法をお届けします。

 


相談先がわからないからこそ
悩みが深くなる


顔や手足などと異なり、これまで日常的に目にすることがほとんどなかった女性器は、いざ脱毛を始めるなどしてその姿を目の当たりにすると、大きな違和感を覚える人も少なくないと言います。

「都内在住・在勤のOLネットワークが20代〜40代前半の女性を対象に調査したアンケートによると、女性器の悩みにまつわる話は、セックスの悩みにも増してパートナーや友人に相談しにくいそう。

でも、『自らの性器にコンプレックスがある』または『自信がない』と答えた人は、全体の約7割。自由解答欄では、『日常的に目にするわけではないのでそれほど気にしてはいないが、美しいとは思えない。パートナーにはできれば性器を見られたくない』といった内容の回答も多く、『女性器コンプレックス、あるいは性器に自信がないためにセックスを拒絶した経験がある』と答えた人も6割以上いるそうです。この数字は、少ないとは言えません。」

性器は、自分以外のものを見る機会がほとんどないもの。身近な人とも話題にしにくく正解・不正解が掴めないとなると、自分はどこかおかしいかもしれないと自信をなくしてしまうのも仕方ないことかもしれません。また、そもそも解決できないのではないかとも考えてしまいがち。だからこそ、一度不安を感じると、深刻化しやすい悩みでもあるようです
 

年齢を問わず多いのは
小陰唇のコンプレックス


「特に悩みが多いのが、“小陰唇の形や大きさ”について。人との違いに気づくタイミングはさまざまですが、ご自身で気づく場合は、“自転車に乗ると擦れる”“下着に擦れて痛みや痒みが生じる”などの自覚症状がある場合がほとんど。一方、他人から指摘されるケースでは、温泉で子どもから『ママにはどうしておちんちんがあるの?』と聞かれたり、パートナーから『ヒダが大きくて変わった形をしている』などと心無い言葉をかけられてしまったりすることも。自分でもうっすらと不安を抱いていたところに指摘を受けると、コンプレックスが確信に変わり、悩みがいっそう深まってしまうのです。

実際には、小陰唇の形や大きさは顔と同じくらい十人十色で、“正解”も“普通”もありません。ただ、自転車に乗ったり細身のパンツをはいたりした時に挟まって違和感や痛みを感じたり、排尿時に飛び散ってしまったり、セックスで挿入する際に小陰唇が巻き込まれて痛くなってしまうなど、生活の質を低下させてしまう症状がある場合は、小陰唇縮小手術という方法があることを覚えておいてください。所要時間は、片側だけなら20分程度で、左右合わせても1時間くらい。術後も約1ヶ月あれば落ち着きますので、何年も悩み続ける時間を考えれば、手術を受ける方が早いかもしれません。」

その他に多い悩みとしては、性器の黒ずみや、連載3回目でも取り上げた膣のゆるみ、大陰唇のたるみなど。それぞれ、きちんと治療方法はあるので、悩みがある場合は、まず相談してみるのがおすすめです。

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