② 2種の栗がごろごろつまった至福の「栗のテリーヌ」

栗のテリーヌ「天」1本¥10000(税抜)
 

初めていただいたのは、料理研究家・小堀紀代美さんのお宅ででした。「すごく気になっていて、取り寄せてみたので食べてみてください」と。栗がごろごろと入った美味しそうな断面に驚くと同時に、お値段を聞いて二度びっくり。え?! 1万円? でも、本当にそれだけの価値のある美味しさでした。 

本店は、京丹波・福知山城近く。城下通り沿いに建つ明治末期から大正初期にかけての邸宅を改装した、趣のある店舗が素敵な焼き菓子の専門店です。
自称栗おたくの店主・おとえもんが、栗のふるさと・丹波の地で、世界中から厳選した素材を使い丁寧に焼き上げるのが栗のテリーヌ「天」

ごろごろと入った栗は、丹波栗を主役に、ヨーロッパ産の栗と2種の合わせ使いをしているところがミソ。丹波栗はA品の中でもさらに粒のきれいなものを選別し、惜しみなく使っています。丹波の栗が美味しい所以は、土のよさはもとより、盆地特有の気候で育つために、でんぷんを多く含むほくほくの味わいになるからだそう。
最高級のフランス産発酵バター・ラヴィエットや讃岐和三盆糖をふんだんに使い、仕上げにはブランデーを吹きつけて風味を増すなど、素材にも製法にも贅を尽くして仕上げた至極のケーキ。1万円の価値あり!、です。

「仏蘭西洋菓子調進所 足立音衛門」
京都府福知山市内記44-18 
tel. 0120-535-400