フードジャーナリストの小松宏子さんが、最新の食のトレンドを紹介します。 

 

「銀座でお茶、どこにする?」 
意外に悩むことが多いのではないでしょうか? うーんと考えて、仕方なく、大手チェーン店に入ってしまうことも少なくないはず。一人で時間をつぶすならまだしも、久しぶりに友人と待ち合わせてお買い物の合間に、というときにはちょっと寂しいですよね。
今回は、観光客も少なく席が取りやすい、銀座の穴場カフェをお教えしましょう。

① ニューオープンのモダンなホテルラウンジ


2020年を前に、銀座にいくつもホテルができていることはご存知でしょう。
その中でも穴場なのが、銀座8丁目の三菱UFJ銀行の角を曲がってすぐのロイヤルパークキャンバス銀座8。ホテルのエントランス、ロビーともに感じがよいうえに、最上階の14階のレストラン「Opus」は、なんと、ミシュランの一つ星を獲得し話題になったイノベーティヴフレンチ「Ode」の生井祐介シェフが監修。

 

エントランスを入ると、正面奥がフロント。右手には小さなロビーがあり、左手には1枚板のカウンターも素敵なバーコーナーが。

 

バーといってもお酒だけではなく、コーヒーなどのソフトドリンクも充実していて、ホテルゲストではなくとも使えるのがとても便利。

そして、ここからが本当の穴場情報ですが、このバーで飲物を買えば(コーヒーでもビールでもワインでも)、そのまま階段を上がって、2階のラウンジが使いたい放題なのです!
ラウンジの中には、コーヒーテーブルを囲んだソファ席もあれば、電源を備えたお仕事机や、CDの視聴コーナーまでもが完備。打合せにも、一人でくつろぐにも、話し込むにも本当に覚えておくと便利な場所です。

 

「Opus」のカフェタイムには、生井シェフのシグニチャーデザートをアレンジしたアフタヌーンティーのセットもあります。

 

シャンパーニュを合わせて、贅沢に楽しんでみるのもいいですよ。

ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8
東京都中央区銀座8-9-4
tel. 03-6205-8010