先月から髪型特集を始めました。ミモレに1万枚近く蓄積されたスナップ写真の中から、スタイルや長さ別に分類しながらトレンドや大人世代におすすめの髪型をご紹介しています。
お気づきかもしれないのですが、私、女の人の髪型を見るのも語るもすごく好きなんです。「髪型」って、その人の今の「人からこう見られたい」「こういう人でありたい」という意思が一番はっきりと出る気がしています。
私自身は人生の７割くらいショートカットですが、その時々の気持ちで結構ちょこちょこスタイルを変えています。今週、またグッと短く切りました。
もともとウェービィな髪質なのですが、最近またクセが強く出るようになってきまして。いっそこのクルクル感を生かして外国の子どもみたいなショートになったらいいなとオーダーしました。
左右で重さが違うアシンメトリーなカットになっています。
若い頃のショートと今で変えているポイントは、こんな風にちょっとデザイン性のある髪型にしてもらうことと、衿あしの毛を切りすぎないこと。
自分の写真を見て気づいたんですが、最近、首筋がちょっと丸くなってきちゃったんですよね。若い時は、刈り上げてたこともありましたし、後頭部のトップの位置をもっと上に持っていってたんです。でもあれは、若々しいスッとした首筋があるから、スパンと切った衿あしが映えるんですよね。うぅ。
最近は、衿あしの毛を耳の形に沿って首筋にかかるように残してもらっています。
もみあげを切ってしまったのは正解かどうかわからないけれど……（汗）。時々いつもと違うことをやってみる、というのは大事だと思っています。髪もメイクも。自分の顔立ちの変化にも気づきますし。
にょっきりと耳が出たら、重めの色合わせのコーディネートがしたくなりました。
似合ってたはずの服が似合わなくなる現象を「おしゃれ更年期」と大草ディレクターが名付けましたが、髪型にもある気がします。似合ってたはずの髪型が似合わなくなる。同じようでいて同じじゃない顔周りの肉付きや肌の色。嘆いてももがいても、もうあの首筋には戻れないから、髪型のほうを少しづつ変えたりして、またそれはそれで楽しもうと思います。
わたくしの髪型フェチ全開の（！）「40代髪型特集」も、髪型チェンジのご参考にしていただけたら嬉しいです。
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