秋の地上波ドラマはどれも力作揃い。主演俳優ではなく、これからのさらなる活躍が期待される、20代の男優たちに注目してみたい。 


「なんかモテそう」なバーテンを好演!杉野遥亮

「俺の話は長い」でニートの岸辺満(生田斗真)が通う店のバーテン・駒野海星を演じる杉野遥亮(左)とバイト女子の千田小雪(きなり・右)。 ©NTV

ホームドラマ「俺の話は長い」の注目は、杉野遥亮(24)。主人公の無職でニートの満が義兄と一緒にたまに顔を出す「Bar クラッチ」のバーテンダー・駒野海星役。満の後輩にあたり、「なんかモテそう」で「なんかうまいことやってそう」なキャラクターを、肩の力を抜いてナチュラルに好演。185cmのスレンダーなプロポーションとシャープで涼しげな顔立ちを武器に、映画『あのコのトリコ』では、顔面国宝・吉沢亮と、恋の好敵手として堂々と渡り合った。パーフェクトだからこそ、コメディ作品で不憫な目に遭う姿が見てみたい!

 


ミステリアスなスケボー少年を演じるゆうたろう

「シャーロック」でスケボーを乗りこなす役に猛特訓して挑んだというゆうたろう。©フジテレビジョン

「シャーロック」で、ディーン・フジオカが演じる誉獅子雄の情報屋を演じているのはモデルのゆうたろう(21)。千葉雄大や志尊淳の系譜に連なるキャンディのように甘めのルックスなので、学園ものや青春ものに出演することが多かったが、本作では笑顔を封印し、ミステリアスな16歳の少年役に挑戦している。獅子雄の無茶振りにぶつくさ文句を言う姿がキュート。情報屋にしては色使いが派手でオシャレすぎるファッションが、無駄に目立ってしまわないかが心配だが、神出鬼没のスケボー少年の活躍に期待。

 
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