「きのうなに食べた」の磯村勇斗が鑑識課の若きエースに

【2019年秋ドラマ】フレッシュな輝きを放つ20代俳優ベスト4人_img0
「時効警察はじめました」でコメディセンスが光る磯村勇斗(右)と鑑識官・諸沢を演じる光石研(左)。© テレビ朝日

12年ぶりの続編となる「時効警察はじめました」には、新キャストとして磯村勇斗(27)が参加。「きのうなに食べた」のジルベール、「サ道」のイケメン蒸し男、「TWO WEEKS」の殺し屋・灰谷に続く本作では、時効管理課・又来(ふせえり)の息子であり、鑑識課の若きエースの又来康知役で、そのコメディセンスを炸裂させている。第2話での親子喧嘩のシーンや、元ツッパリという過去ならではの振り切れた芝居など、これからどんな引き出しが開けられるのかが楽しみで仕方がない。

 


イラかわいい!?新米警察官を演じる金子大地

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実力派の呼び声高い金子大地。「チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜」でも目が離せない。©読売テレビ

「チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜」では、今年春にオンエアされた主演ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」で、作品も芝居も激賞された金子大地(23)の芝居に目を奪われる。その役柄は、正義感が強くて騙されやすい、新米警察官の加茂悠斗。元天才詐欺師の星野沙希(本田翼)が率いる詐欺捜査チームのメンバーとして、故意と天然のミックス技で沙希をイラつかせる塩梅が絶妙……! イラかわいい! このドラマでは、上杉柊平(27)や岩本照(26)ら注目株が本田翼を囲んでいるが、かつてmi-molletインタビューに登場した清原翔(26)が、売れないアイドルグループのマネージャー役で出演中。ちなみに清原翔は「死役所」にも出演し、死者がまず訪れる“シ役所”の生活事故死課で働くハヤシをクールに演じているので、こちらもお見逃しなく!

<ドラマ紹介>
「俺の話は長い」

日本テレビ系にて毎週土曜よる10時より放送
脚本: 金子茂樹
出演:生田斗真、安田顕、小池栄子、清原果耶、杉野遥亮、水沢林太郎、浜谷健司(ハマカーン)、本多力、きなり、西村まさ彦、原田美枝子
©NTV

 

「時効警察はじめました」

テレビ朝日系にて 毎週金曜よる11時15分より放送(※一部地域を除く)
脚本・監督:三木 聡、大九 明子
監督:今泉 力哉、森ガキ 侑大、塚本 連平
脚本:福田 雄一、田中 眞一、小峯 裕之
出演:オダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆、磯村勇斗、豊原功補、ふせえり、江口のりこ、緋田康人、内藤理沙、田中真琴、光石研、岩松了
(C)テレビ朝日

「シャーロック」

フジテレビ系にて毎週月曜よる9時より放送。
原 作:アーサー・コナン・ドイル
脚本:井上由美子
出演:ディーン・フジオカ、岩田剛典、山田真歩、ゆうたろう、佐々木蔵之介
(C)フジテレビジョン

「チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜」

読売テレビ・日本テレビ系にて毎週木曜よる11時59分より放送
脚本:松本美弥子、山下すばる
監督:湯浅典子、安見悟朗
出演:本田翼、金子大地、風間俊介、上杉柊平、福原遥、桐山漣、池内万作、富田望生、横田真悠、清原翔

構成/榎本明日香、片岡千晶(編集部)、山崎恵

 

前回記事「業界注目度No.1芸人「金属バット」がネクストブレイク確実の理由」はこちら>>

著者一覧
 
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映画ライター 細谷 美香
1972年生まれ。情報誌の編集者を経て、フリーライターに。『Marisol』(集英社)『大人のおしゃれ手帖』(宝島社)をはじめとする女性誌や毎日新聞などを中心に、映画紹介やインタビューを担当しています。

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文筆家 長谷川 町蔵
1968年生まれ。東京都町田市出身。アメリカの映画や音楽の紹介、小説執筆まで色々やっているライター。著書に『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』(洋泉社)、『聴くシネマ×観るロック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、共著に『ヤング・アダルトU.S.A.』(DU BOOKS)、『文化系のためのヒップホップ入門12』(アルテスパブリッシング)など。

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ライター 横川 良明
1983年生まれ。大阪府出身。テレビドラマから映画、演劇までエンタメに関するインタビュー、コラムを幅広く手がける。人生で最も強く影響を受けた作品は、テレビドラマ『未成年』。

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メディアジャーナリスト 長谷川 朋子
1975年生まれ。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情を解説する記事多数執筆。カンヌのテレビ見本市に年2回10年ほど足しげく通いつつ、ふだんは猫と娘とひっそり暮らしてます。

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ライター 須永 貴子
2019年の年女。群馬で生まれ育ち、大学進学を機に上京。いくつかの職を転々とした後にライターとなり、俳優、アイドル、芸人、スタッフなどへのインタビューや作品レビューなどを執筆して早20年。近年はホラーやミステリー、サスペンスを偏愛する傾向にあり。

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ライター 西澤 千央
1976年生まれ。文春オンライン、Quick Japan、日刊サイゾーなどで執筆。ベイスターズとビールとねこがすき。

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ライター・編集者 小泉なつみ
1983年生まれ、東京都出身。TV番組制作会社、映画系出版社を経てフリーランス。好きな言葉は「タイムセール」「生(ビール)」。

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ライター 木俣 冬
テレビドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書に、講談社現代新書『みんなの朝ドラ』をはじめ、『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』ほか。企画、構成した本に、蜷川幸雄『身体的物語論』など。『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』『連続テレビ小説 なつぞら上』などドラマや映画のノベライズも多数手がける。エキレビ!で毎日朝ドラレビューを休まず連載中。

 
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