ここのところ、気温がぐっと下がってきましたね。
お天気の良い日中は暖かで心地よいものの、朝夕は軽いコートが必要なことも。
それもそのはず、季節は「立冬」に。
いつの間にか冬がやってきていたのです。

食の世界では、栗やキノコといった秋の名残りの食材もまだまだ出回っていて秋と冬の両方が楽しめるなんとも美味なるタイミング。

今日は秋と冬の食材にぴったりな甘めの炊き込みご飯のレシピをご紹介します。

具沢山の豪華な炊き込みご飯も魅力的ですが、私はシンプルに食材の味を楽しめる炊き込みご飯が大好き。

●甘め炊き込みご飯

<オススメの具材>
・栗
・さつまいも

●塩系の炊き込みご飯

<オススメの具材>
・むかご
・里芋
・キノコ

まずはお米を研ぎます。
3-4回お水を替えながらお米を研ぎ、たっぷりの水に30分ほど浸けます。

一度ザルにあけて水を切り、お鍋や炊飯器に米を入れます。

ここまでは甘めも塩系も同じ。

甘め炊き込みご飯の場合は、米と同量の水を汲み1合あたり大さじ1の水を捨てます。

そこにみりんを小さじ2と醤油を小さじ1/2、塩をひとつまみ入れて米に加え、軽く混ぜます。

米を平たくならし、一緒に炊き込む具材を乗せます。

栗は渋皮までむき、サツマイモは1cm程度の角切りにするのがオススメです。

 

普通通りに炊き、しっかり蒸らします。全体を混ぜて余計な水分を飛ばしたら器に盛ります。

塩系の炊き込みご飯は、米と同量の水を汲み、ひとつまみの塩を加えて米に注ぎます。1合あたり5cm角の昆布があるとより一層風味が豊かになります。なければ入れなくてもOKです。

一緒に炊き込む具材を乗せます。野菜はそのまま、里芋は火が通りやすいように1cmくらいの厚みにスライスするか角切りにしましょう。

秋刀魚などの魚を炊き込む場合は、あらかじめ塩焼きなどにして皮を香ばしく焼いておくと生臭くなく美味しく仕上がります。

いつも通りに炊き上げて、しっかりと蒸らし、お好みでオリーブオイルやごま油をかけて出来上がりです。

食を通じて季節を楽しむことは、日々の暮らしを豊かにする大きな鍵です。

ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてください。