スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
60歳に一歩ずつ近づいているからでしょうか、真っ赤が気になります。濁りのない、生命力の色。
今までなら、浮きそう、と心配で着られなかったと思いますが、もしかしたら、ここ数年の定番になっている赤リップで、赤に慣れたのかもしれません。
例えばミドルゲージのニット。
キルティングのロングコート。
自分自身も元気になるし、人に見つけてもらえる! 先程も、電車に乗る寸前に、ミラノでタイミングが合わずにご一緒できなかった方に声かけてもらえました。
「おおくささーん、赤で目立っていたので、声かけちゃいました」
こういうの嬉しいですよね。
赤、私と私の周りも元気にし、コミュニケーションをスタートしてくれるパワフルな色。これから、どんどん寒くなるから、もっともっと着ようと思います♡
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