シトーンズは自分へのご褒美であり、後輩へのエール
――『壮年マガジン』の創刊、ファーストアルバム『氷上のならず者』と同日にソロアルバム『NO GUARD』も発表されました。
ソロとシトーンズではやっていることも違いますが、どちらも好きな音楽だから楽しいですよ。ソロはライフワークで、ずっと好きな音楽をやり続けるために作っている部分もあって。作り続けて自分の中のエンジンを回し続けることも大事だなと。
ソロは自分が動かないと何も進まないんですが、カーリングシトーンズに関しては、どこか人任せ。たぶんメンバーみんなそうだと思うんですが、6人で集まれば、誰かが何かしてくれてできるんじゃないかなと思っていたらできていた感じ。そういった意味では、僕にとってシトーンズはご褒美みたいなものだし、きっと音楽ファンも喜んでくれるなんじゃないかなという思いがありました。メンバーそれぞれのファンもきっと喜んでくれるだろうし、面白いことをすれば、僕たちの名前だけ知っているだけだった人もちょっと聴いてみようかな思ってくれるかもしれない。若いミュージシャンからしたら、50代になってもあんなふうに音楽で遊べるんだと励みになってくれればいいなと思っています。
50代の今、10年前には考えもしなかった、こんな楽しくて新しいことができたんだから、10年後の60代もきっと何かできるんじゃないかとワクワクしています。具体的に何をしようと計画しているわけではないですが、こんな気持ちをもって、音楽を続けていきたいなと思っています。
話題のエンタメブック『壮年マガジン』がついに創刊!
『壮年マガジン』
¥1700(税抜) 講談社刊 152ページ
今年創刊60周年を迎える『週刊少年マガジン』とのスペシャルコラボとして、カーリングシトーンズ珠玉のエンタメブック『壮年マガジン』。編集長はカーリングシトーンズのリーダーでもある寺岡シトーン氏。自ら指揮をとり、企画から監修までを担当。初代タイガーマスクが!ルー大柴が!そしてメンバーのレアな撮り下ろしカット&トークが! 豪華コラボをはじめ、読まずにはいられない12の特別企画をフルラインナップ。笑えて、なんだかうなずけて、愛と勇気がわく1冊が誕生しました。
《12の特別企画に注目》
■「週刊少年マガジン」とコラボ
懐かしの名作「タイガーマスク」の初話をまるまる掲載! ほか「あの頃」を感じるコンテンツも多数収録。
■初代「タイガーマスク」佐山サトル×奥田民生×YO-KINGスペシャル鼎談
スペシャルヒーロートークに注目!
■メンバー6人 撮り下ろし!スペシャルグラビア
カーリング場でお揃いのスタジャンに身を包んだメンバーを写真家・三浦憲治氏が激写!
■伝説の2018年9月23日お台場でのデビューライブを誌上再現
あの夜の興奮を疑似体験?!
■ルー大柴 特別講義「シトーンの上にも50年!」
メンバーが大好きだというルー大柴氏とトゥギャザー。抱腹絶倒の「大人論」。
■メンバー考案!シトーンズが怪獣に変身
メンバーによる爆笑「怪獣」会議によって、6体のシトーン怪獣が爆誕!
■ここでしか読めない、メンバー全員座談会!
カーリングシトーンズの成り立ちから現在までを、6人が語り尽くす!
■デビューアルバム『氷上のならず者』全曲解説!
リーダー寺岡呼人が語る、1stアルバムの全てが読めるのは壮年マガジンだけ!
■メンバーの音楽のルーツがここに?!はじめてのレコード、教えます
少年時代のシトーンたちを魅了した「レコード」の数々を紹介。
■リットーミュージック 音楽専門4誌がジャック
音楽専門誌「ギター・マガジン」「べース・マガジン」、「リズム&ドラム・マガジン」、「サウンド&レコーディング・マガジン」各誌を壮年マガジンで楽しめる特別コラボ企画。
■ダイノジ 大谷ノブ彦×音楽ジャーナリスト柴那典「心のベストテン」出張編
お笑い界の音楽通と気鋭のジャーナリストによるシトーンズ愛トーク。
■特別付録は”昔なつかし”シトーン怪獣「トントン相撲」
壮年マガジンオリジナルの「シトーン6大怪獣」がトントン相撲に変身!
待望!カーリングシトーンズのファーストアルバム『氷上のならず者』
寺岡呼人ソロデビュー25周年を記念して、寺岡呼人・奥田民生・斉藤和義・浜崎貴司・YO-KING・トータス松本らにより結成された「カーリングシトーンズ」。ついに歴史的ロックアルバムの誕生! “自由”で“遊んで”いて“エッジ”が効いて“泣ける”1枚に。初回限定盤にはカーリングシトーンズ デビューライブ記者会見 映像 やミュージックビデオ、特別メイキング映像なども収録。
珠玉の寺岡呼人ソロアルバム『NO GUARD』
1年半ぶり、14枚目のソロアルバムは
多種多彩なアーティストに楽曲提供し、その詞の世界観に多くの共感を呼ぶ、“詩人" としての寺岡呼人の才能が詰め込まれた11曲を収録。タイトルにもなっているノーガードは、常にノーガードで対峙していく寺岡呼人自身の人生観をタイトルに込めたもの。今を生きるアクティブな同性代に贈るポピュラーメッセージソングだ。
構成・文/幸山梨奈
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