皆さんは心にともし火をともしていますか?

写真:JMPA  講談社(斉藤浩)

皆さんはどのように生きたいですか。
火をともした
ともし火のように生きたいですか。
それとも、消えた
ともし火のように生きたいですか。
ともし火に火をともしていますか。
それとも消していますか。

(2014年2月9日、サンピエトロ広場にて)

11月24日、教皇フランシスコは広島平和記念公園で「平和のための集い」を持たれました。集いが終わって次の地に向かおうとするとき、広島の白浜満司教を抱きしめるようにして、耳元でこうささやきました。
「平和のために働くように」
この言葉を聞いた白浜司教は、
「これまで自分はしっかり働いてきただろうか。何かやれることに取り組もう」と思われたといいます。心にともし火がともったのです。

 

教皇フランシスコは、こう言っています。
「塩と同様に、わたしたちは聖なる生活によってさまざまな場に『味』を与え、それらを腐敗から守ります。またわたしたちは、真実な愛のあかしによって、キリストの光をもたらします。しかし、もしわたしたちキリスト者が味を失い、塩と光としての存在を消してしまうなら、わたしたちは力を失います。
しかし、世に光を与えるという、この使命はすばらしいものです。……皆さんに尋ねたいと思います。皆さんはどのように生きたいですか。……神がこの光を与えてくださり、わたしたちはそれを互いに与え合うのです」


フランシスコ教皇来日記念!
教皇の素顔を知る愛弟子とさかもと未明氏のトークセッション
~教皇の言葉は幸せの道しるべだったんだ!~


11月末に来日したフランシスコ教皇に関して、所縁のあるお二人のトークセッション。教皇のアルゼンチン時代の愛弟子で来日の際にも終始同行した上智大学アイダル教授と、さかもと未明氏が、教皇の素顔と言葉の重み、意味について語ります。さかもと未明氏の、バチカンとの縁も興味深い。 『ローマ法王の言葉』(講談社刊)を会場で販売しますが、参加した際にお手元にあると教皇の言葉の深さがより理解できるはず。離日直後に、これまで触れられない教皇の真実に触れる至福のイベントです。

日 時|2019年12月7日(土) 14:00開始 13:45開場
会 場|紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース

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『ローマ法王の言葉』
講談社 価格 1500円(税別)


ローマ教皇フランシスコの数々の講話やミサから、キリスト教信者はもとより、一般の人々にもわかりやすく心に残る言葉を集めました。庶民出身の法王の言葉は、日常生活に基づいたもの。「家族」「愛」「ゆるし」「喜び」に加え、未来を担う「子どもと若者」たちへのメッセージがいっぱい詰まったこの本は、きっといつまでも手元におきたくなり、明日への糧となることでしょう。

文/高木香織
構成/片岡千晶(編集部)

 

第1回「来日で話題のローマ法王フランシスコ「家族を大切にしたくなる言葉」」はこちら>>
第2回「来日で話題のローマ法王フランシスコ「幸せに子育てするための言葉」」はこちら>>

 
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