実は今こそ「なんとかペイ」の始めどきの理由_img0
 

マネーコラムニストの西山美紀です。

 

皆さんは「なんとかペイ」と呼ばれる“Pay”がついたスマホ決済サービス、やっていますか?
PayPay、LINE Pay、d払い、楽天ペイ、Origami Payなどなど……。
「やってみたいけれど、よくわからなくて……」「アプリを入れたけれど、レジで失敗しそうで、まだ1回も使っていない」という人も多いかもしれません。

20%還元など、お得なキャンペーンなどもあって気になる。キャッシュレスになんだか遅れを取りそう。でもよくわからなくて怖いし、まだいいや。うーん、でも……やってみたい。

そう気持ちが揺れ動いている人こそ、実は今、なんとかペイの始めどきです。

なぜなら、今は「なんとかペイ」が少しずつ普及しはじめたところで、もしレジで使いかたがわからず、店員さんに聞いたとしても、「初めての人に教えること」が日常茶飯事で恥ずかしくともなんともないから。

こちらは初めてのドキドキ体験でも、店員さんにしてみると「初めてという人がまた来たな」くらい。それほど気にしていないはずです。


悪いイメージは忘れて、気軽な気持ちで始めてみる


大人になればなるほど、さまざまな経験を重ねて、失敗したときのイメージが事前に目に浮かんでしまうもの。

レジの前で、思いきって支払おうとしたら、アプリが見つからない。アプリを見つけて立ち上げたものの、どの画面を開けばいいかわからない。銀行口座かクレジットカードに紐づけたはずが、もしくは、現金をチャージしたはずが、なぜか支払えない。

あ、支払えそうだけど、どうやって支払うんだろう。でも、店員さんに聞くのは恥ずかしいか。

スマホの画面を焦りながらタップしている、LINEで友達からメッセージが来た。「待ってね、ごめん、今それどころじゃなくて」……。

もたもたしているうちに、気づけば後ろに並んでいる人の冷たい目線……。
「あ、やっぱりSuicaにします」なんていうことになりそう。

そう勝手に妄想している人、大丈夫です。

店員さんも、後ろに並んでいる人も、「なんとかペイ」が普及しきっていない今なら、スムーズにいかなかったとしても理解があるでしょう。「もしわからなかったら、店員さんに聞こう」という気軽な気持ちではじめてみてください。

 
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