「掃除と片づけを混同している人が多い」と、片づけアドバイザーの石阪京子さん。モノを片づけながら掃除機をかけるのは大変ですが、床にモノがない状態なら、掃除はもっと簡素化でき、時間もかからないといいます。
今回は石阪さんの最新刊『人生が輝く、家事の「しないこと」リスト』から、誰でもすぐに真似できる掃除の「しないこと」をピックアップします。
(この記事は2019年8月11日に掲載されたものです)
しないこと①洗剤の使い分けはしない
掃除用洗剤は、超電水、ドーバーパストリーゼ77、オキシクリーン、食用重曹洗剤、この4つだけあればOKです。家中のあらゆる掃除ができる万能洗剤を使えば、無駄な洗剤ストックがなくなり、収納スペースがすっきりします。
●超電水
超電水は、100%水でできているイオン水です。油汚れや皮脂汚れに強く、除菌もでき、口に入っても害がないので主にキッチンで使います。1日の終わりに、コンロ周りやキッチンの壁にシュシュっとスプレーしキッチンペーパーで拭き取るだけです。キッチンを始め、床、照明、洗面所等あらゆる場所で使えます。
●ドーバー パストリーゼ77
ドーバー パストリーゼ77はアルコール除菌スプレーです。国内の酒造メーカーで作られているので安心安全、冷蔵庫内の掃除に欠かせません。シュッとひと吹きして、マイクロファイバータオルで拭き取っています。また、まな板や包丁、保存容器、お弁当箱などに使うことで、食中毒予防にも。
●オキシクリーン
オキシクリーンは粉状の酸素系漂白剤。漂白剤は、漂白力の強い界面活性剤入りのアメリカ製がおすすめです。私はキッチンで使うふきん類は、毎晩、鍋に水と粉末を入れてグツグツ煮ています(メーカーは推奨していないようですが)。洗濯機では取れない汚れまで、すっきりきれいに落ちますよ。
●食用重曹
食用重曹は面倒な電子レンジ掃除に。マグカップに水と共に入れチンをし、庫内に広がる蒸気が消えないうちにマイクロファイバーの雑巾で庫内をさっとひと拭き。重曹は食用がおすすめです。
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