夫と義母が組んだとき、妻は圧倒的に不利です。3ヵ月先まで予約の取れないカウンセラーとして大人気の根本裕幸さんは、そんなときは「自分は自分」と、自分の楽しみを追及することが大切だと言います。自分が楽しんでいれば、まわりも変わってくるそうですよ!
けーちゃんさんからの質問
Q. 義母の面倒を見るようになってから、夫との価値観の違いが露呈。気持ちが萎えて荒んで苦しんでいます。
義父が亡くなってから、週の半分を住み込みで義母の面倒を見ています。あまりにも価値観が違う義母についていけず、普通の感覚の人と関われるようにと仕事に出ることにしました。そんな中、夫も、義母に育てられていたため本来の価値観になってしまい、私と価値観や将来に対するビジョンが違ってきてしまいました。人生を楽しくラクに生きたい私の考え方を否定して、お金に囚われた価値観で支配しようとします。私は自分の楽天的で前向きな性格を変えてまでこの人たちと関わりを持ちたくない、と感じてしまいます。しかし今のところ行動(離婚)には至っていません。この、気持ちが萎える、荒んでいく感じはどうしたら良いのでしょうか。自分なりに小さな楽しみを見つけて生活していますが、バレると嫌味などを言われてしまい、些細なことも心から楽しめません。(55歳)
根本裕幸さんの回答
A. 楽天的で前向きな性格を貫いていれば、やがて周囲の人間も良い方向に変わってきます。それをリーダーシップと言うのです。
けーちゃんさんがすべきことは2つです。友達に愚痴ることと、夫や母親の考え方は無視して「自分は自分」という自分軸を取り戻すことです。
「楽天的で前向き」という性格はものすごく価値があるものですから、「人生を楽しく楽に生きたい」という思いは死守しまししょう。そのためにも、「夫は夫」「義母は義母」「私は私」と線引きして、自分の楽しみを優先されてほしいと思うのです。だから夫や義母が言ってくる嫌味はスルーしてください。夫も義母も、楽しんでいるけーちゃんさんに嫉妬している可能性が高い。そんな嫉妬の言葉など、聞き流せばいいのです。
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