仕事ができる人・できない人を一発で見極める方法_img0
 

外見はしっかりしてそうなのに、実際に仕事をしたらだらしなかった、逆に頼りなさそうに見えたが、仕事が進むとまったくイメージとは違ったなど、仕事で付き合う相手を見極めるのは簡単なことではありません。相手がどのくらいしっかりしているのか、事前に確認することができれば、多くの仕事がスムーズに進むはずですが、そのためにはどうすればよいのでしょうか。

 

人は見かけによらないという言葉がありますが、人は見た目が9割という話もありますから、やはり相手の第一印象は重要です。成功したビジネスパーソンに話を聞くと、多くの人が、相手の第一印象をとても重視しています。出会った瞬間は、余計な情報が入りませんから、その人の雰囲気や表情などをより的確にとらえることができます。

学術的には証明されていませんが、経験則としてほぼ間違いないといわれている法則に「人柄やそれまでの生き方は顔付きや立ち居振る舞いにあらわれる」というものがあります。同じようなスーツを着ていても、公務員の人はすぐに見分けがつきますし、海外生活経験の有無なども、ある程度までなら推測できます。

一部の人は特に声を重視しています。筆者の経験からも断言できますが、声にハリがあり、ハキハキとしゃべる人で仕事ができない人はあまりいません。筆者の知り合いの経営者のように、声だけで取引相手の善し悪しを決めてしまうという猛者もいるくらいです。

しかしながら、見た目や声はあくまでもビジュアルや音による情報ですから、誤認識が多いのも事実です。もう少し、ハッキリとした形で、相手の能力を見極める方法はないのでしょうか。

もし、仕事で付き合う相手との間に、納品や資料の提出といった作業が付帯する場合には、ほぼ確実な見極め方法があります。それは「何日でできますか?」「いつ完成しますか?」と尋ねるだけです。

例えば営業にやってきた相手に、何かの発注を検討していると仮定しましょう。ある程度、商談の中身がはっきりしてきたら、まずは「いつ納品できますか」「いつ完成しますか」「いつ提出していただけますか」と確認するのです。これに対する回答は人によって見事に分かれるはずです。

 
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