ベストルック⑤
メーガン妃の体型あってこそのスカートコーデ
ニット/ジョセフ タイトスカート/ヒューゴ ・ボス パンプス/サラ フリント 写真/代表撮影/ロイター/アフロ
ご結婚前からファッションにも定評があったメーガン妃は、センスが試される、単品でのコーディネートもお得意です。
中でも、キャサリン妃にはあり得ない、メーガン妃だからこそできる、かつ似合うといえるのがこのスタイル。
シンプルで深く開いたVネックのニットに、レザーのペンシルスカート。まるでベーシックの極みのようなコーディネートを、ルビー色という新鮮な鮮やかカラーでまとめられたメーガン妃。
何と言ってもこのスタイルのキーはボディ。メーガン妃のように腰がしっかりある、メリハリボディがあってこそいきるスタイルです。
また洋服がシンプルだけに、その他の小物選びやヘアスタイルが重要。
膝下丈というスカートの長さにハイヒールはマスト。ちなみにメーガン妃のヒールは10cmです。 珍しく前髪を残したマダム風のアップスタイルも、年上女房さながらの貫禄でお似合いですね。
出世作、米ドラマ『スーツ』での女優時代を思い起こさせる、”自立した強い女性的ファッション”は、メーガン妃のルーツと長所が存分に生かされた代表スタイルといえるでしょう。
ベストルック⑥
お得意のパンツスタイルで高見せコーデ
ジャンプスーツ/エヴァーレーン イヤリング/ガス ビジュー ブレスレット/ゾフィア デイ パンプス/マノロ ブラニク 写真/PA Images/アフロ
英国のロイヤル・レディには珍しく、パンツの着用が多いメーガン妃。カジュアルなデニムスタイルから、授与式でのタキシードスーツまで幅広く着こなされますが、その中で、今年最もスタイリッシュ、かつ真似のしやすいパンツルックがこちらです。
本来ジャンプスーツというもの自体、カジュアルでロイヤルスタイルには不向きのようですが、見事にエレガントな公務スタイルにアレンジ。
色がシックな黒であることに加え、小物の使い方が絶妙にお上手ですね。いつもは極小のピアスを愛用されるメーガン妃ですが、この時はかなり大ぶりのゴールドのイヤリングをアクセントにされています。腕には存在感のあるブレスレットも。プレーンなパンプスはマノロブラニクと、靴に妥協がないところも、さすがおしゃれなメーガン妃です。
トレンドアイテムでありながらも、実はお値段は手頃なこちらのジャンプスーツ。「今年売れた・話題のアイテムベスト5」にもランクインしているように、メーガン妃のセンスが詰まった高見せルックは、世界中のファンに欲しい!と思わせたのでした。
ベストルック⑦
これぞメーガン妃!レッドカーペット・スタイル
シャツドレス&クラッチ/ジバンシイ 靴/アクアズーラ 写真/[全身]Press Association/アフロ [足元]Gareth Gay/Camera Press/アフロ
最後は、メーガン妃のレッドカーペットファッションです。
誰しもがイメージするプリンセスドレスとは全く違う、こんなシャープでモードなデザインのソワレの着用に、新風を感じずにはいられません。
メーガン妃にとって定番の白いシャツが、黒のロングスカートと合体することでソワレに変身。しかもこの時メーガン妃は妊娠中。それも考慮した上でと思しきスカートは、かなりハイウエストにデザインされ、その視覚効果でお腹をカバー。視線がシャツの白とスリットから伸びた脚に集中するよう計算されていますね。
ソワレもシャープなら、ジュエリーもミニマムに、でも効果的に。ゴールドがアクセントに効いたミュールヒールが一点豪華な華やかさを演出しています。
ヘアもシンプルなお団子スタイルで小さくまとめ、全身バランスも完璧です。
自分に似合うものを知っていて、自信があるからこそ着こなせる、まさにメーガン妃らしいソワレですね。 そして、これまでの常識を覆した勇気ある革命のロイヤル・ソワレ、という点でも拍手をおくります。
2019年のメーガン妃のベストファッション、いかがでしたか?
キャサリン妃とは真逆、”フェミニン”や”可愛さ”といった要素はゼロの、クールなメーガン妃スタイルが印象的ですね。
来年もこのままモード感のあるスタイリッシュなファッションを貫きながら、コンサバ中心の王室スタイルに一石を投じていかれることでしょう。それを期待しつつ、私が今後のメーガン妃に希望するのは、英国ブランドの着用が増えること。そしてTPOを意識されたファッション。
おしゃれにかけてはお墨付き、経済効果にも貢献することのできるメーガン妃だからこそ、自国ブランドを取り入れ、ファッションに意味を持たせることは、高評価と人気に繋がるはず。
きっと来年もマイウェイに(笑)、メーガン妃のロイヤルスタイルが、どう変化していくのか、目が離せません。
(この記事は2019年12月31日時点の情報です)
前回記事「2019キャサリン妃の私的ベストファッション7選」はこちら>>
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