2020年、新しい20年代に突入して、パリにはまたオートクチュールのシーズンがやってきました。メンズファッションウィークのすぐ後です。
昔のようなシックなお金持ちは、みんなすでに亡くなってしまいましたが、それでも世界中にいつもどこかにいるニューリッチがパリに集まってきます。
この時期の彼らのパリでの過ごし方について、今回はお伝えしたいと思います。

 

日曜日にホテルにチェック・インします。
改装されたリッツ・パリはもちろんのこと、ラ・レゼルヴ・パリ、つい最近オープンしたばかりの29室しかないJ.K.プレイスなどに滞在します。

その夜は、ヴェルサイユ宮殿の中にあるオペラロイヤルからスタートするのがおすすめです。ルイ16世によって完成されたこの王室オペラ座は、当初はヨーロッパで一番大きなオペラハウスでした。それからいろいろな時代を経て2009年に大規模の改装を終えて再開された場所です。
ロイヤルボックスで鑑賞すれば、あなたもマリー・アントワネットです。

オペラハウスにて

月曜日の午後のディオールに始まって、ヴァレンチノでクチュールのショーは終わりですが、その間にハイジュエリーの展示会や、カクテルパーティ、ディナーでスケジュールはいっぱいです。
もしあなたがメジャーなデザイナーのショーに行けなくても、聞いたこともないようなデザイナーのショーがたくさんあります。

 
  • 1
  • 2