2010年代も終わり、新しい2020年代に入りました。
年明けからアメリカとイランの摩擦、オーストラリア山林火災に始まり、今後予想される経済危機から、最大の問題である気候変動、AIに奪われる仕事によって変わる人間としての生き方まで、この年代が大きな曲り角になるかも知れません。
平穏に暮らして行くことが難しい中でできることは、瞬間の幸せを感じることではないでしょうか?

私は自宅にいる限り毎朝、ベッドでコーヒーを飲みます。グアテマラ産のコーヒーの味はもちろんの事ですが、香りがまず、私の朝の幸せです。

 

今の時期、ポルトガルの家では、田舎道沿いにあるユーカリの新枝を切って家に飾ります。

 

ユーカリの香りは家の中を洗浄してくれるのです。1週間経った後乾燥させれば、オイルを含んだ葉っぱが暖炉の火を燃やす点火材として活躍してくれます。
また、燃えた瞬間にも素晴らしい香りがします。

 

庭のレモンをもぎ取った直後の香りほど、素晴らしいものはありません。
今年はそのレモンの皮で自家製レモンチェッロ作りに挑戦です。
その瓶も綺麗で、冷蔵庫を開けるたびに幸せな気分になります。

 
 
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