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【秋篠宮家の教育】幼少時は温もりある家に住み、動植物と触れ合う

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【秋篠宮家の教育】幼少時は温もりある家に住み、動植物と触れ合う_img0
2019年12月10日、眞子さま、佳子さま、映画『アナと雪の女王2』チャリティー上映会にご臨席。写真/JMPA/光文社

秋篠宮家の二人のプリンセス。ブータンやブラジルなど海外へのご訪問に取り組まれる眞子さまと、2019年に国際基督教大学をご卒業されてご公務に取り組まれる佳子さま。お二人は、筆頭宮家の内親王としてお生まれになりました。けれども、ただ生まれただけでは真のプリンセスにはなれません。きちんとした「しつけ」と「お手本」があってこそ、真のプリンセスは育つのです。

私は眞子さまや佳子さまのお振舞いやご発言を拝見するとき、その向こうに美智子さまの面影を感じます。美智子さまと紀子さまのお二人から学ぶ、皇室のプリンセス教育についてお話いたしましょう。

 


2LDKSのこじんまりした新居での子育て

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1997年、秋篠宮文仁さま、32歳のお誕生日に際しご一家で記念撮影を。写真/宮内庁提供

古式ゆかしい結婚の儀式を経て、秋篠宮さまと紀子さまの新生活が始まりました。赤坂御用地内にあるお二人の新居は古い家屋をリフォームしたもので、約105平方メートルの2LDKS。リビングと寝室、書斎と応接間にキッチンをつけたこじんまりした家です。
リビングには、ピアノと秋篠宮さまの研究対象であるナマズの水槽、裏庭にはナマズのような形をした通称「ナマズ池」がありました。

ご結婚の翌年には眞子さまが、その3年後には佳子さまも生まれて家族が増え、にぎやかになっていきます。
「玄関を入って少し大きな声で呼べば、どこにいても聞こえる、落ち着く場所でした。結婚後の生活をあの家でできたことはよかった」
と、のちに秋篠宮さまは振り返っています。

紀子さまも、
「築60年の木造住宅を、二人で過ごせるように直して、新しい生活が始まりました。そして、娘たちの誕生にあわせて部屋を増やしました。そのなかで娘たちは成長していき、子どもたちの元気な声が響き、ギターやピアノの音もよく聞こえる、ぬくもりの感じられる家でした」
と懐かしそうに話されています。
「子どもも生まれたことですし、大きな家を建てたらどうですか」
という人もありましたが、秋篠宮さまは、
「いや、やめておきましょう」
とおっしゃって、そのまま住まわれていました。やがて、隣接した秩父宮邸に移られたのです。


動植物の世話をしながら命の大切さを学ぶ

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1996年、秋篠宮文仁さま、31歳のお誕生日に際しご一家で記念撮影を。写真/宮内庁提供

秋篠宮さまは、お小さいころから動物に興味をお持ちでした。学習院初等科の卒業文集に「バフロンズの開発」と題して、「鶏(バフコーチン)に七面鳥(ブロンズ)を掛け合わせて食肉が取れないか」という内容の文章を寄せたほどです。

ご結婚されてからも、庭で犬をはじめ鶏などさまざまな動物を飼っていました。子どもたちも動物がお好きで、よくお世話をされていたといいます。
なかでも鶏は人気者。
そういえば、佳子さまが学習院初等科のころ、いたずらな男の子に頭の上に鶏を乗せられたことがありました。普通なら泣きだしたり騒いだりするところですけれど、佳子さまはケロッとしてニコニコされていました。これでは驚かそうとした男の子も、あてが外れてしまうというものですね。

また、学校で勉強した環境問題がヒントになったのか、佳子さまが夏休みの自由研究として、「夏に冷房を少なくして涼しく過ごすには?」と考え、宿根(しゅっこん)朝顔を窓の外にカーテンのように這わせたこともありました。
そんなときには、秋篠宮さまや紀子さまもご一緒に取り組みます。
「(これらのことを通して)自然に命の大切さを学んでいるように思います」
と紀子さま。
菜園でご興味のある植物を育てたり、動物のお世話をしたりしながら、親子の会話が弾む様子が目に浮かぶようです。親子の触れ合いの大切さを感じます。
 

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①2019年3月24日、眞子さま、佳子さまそろって「千葉県少年少女オーケストラ」東京公演をご鑑賞に。写真/JMPA

②2017年6月10日、東京体育館メインアリーナで行われた「ドレミファダンスコンサート」の会場に到着された紀子さまと佳子さま。写真/JMPA

③2006年9月6日、悠仁さまをご出産された紀子さまを愛育病院にお見舞いに。写真/JMPA

④1996年8月2日、軽井沢を散策される眞子さま、佳子さま。写真/JMPA

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