先日ロンドンのロイヤルアルバートホールで開催された、英国アカデミー賞授賞式(BAFTA)。
米アカデミー賞の前哨戦とも言われ、世界中から注目を集める、この恒例イベントのプレジデントは、実はウィリアム王子なんです。妻キャサリン妃を同行され、2017年以来毎回ご夫妻でレッドカーペットに登場されています。
ハリウッドをはじめ世界中から集まったセレブ達をも全員起立させての入場というお立場で、4度目となるキャサリン妃のソワレスタイルは、どのようなものだったでしょうか。
この日もやっぱり”キャサリン妃らしさ”を感じさせる注目ポイントがいっぱいでした。
きっとまた親近感が湧いて、感心しちゃうこと必至です。
時代に合わせ、”サステナブル”がテーマのドレス選び
今年は、主催側からゲストに対し”サステナブル“なドレス選びを求めたことから、キャサリン妃も勿論これに賛同。そして着用されたのが、この白地にゴールドの手刺繍がゴージャスなアレキサンダー・マックイーンのソワレでした。
これは、ご結婚翌年の2012年にマレーシアを公式訪問された際の晩餐会でお召しになっていたもの。それを象徴するように、お花の刺繍は、訪問国の国花ハイビスカスがモチーフです。
キャサリン妃はこの日、”ソワレを着回す”という方法で、ファッションに”サステナブル”を取り入れられました。
多くの人の手を借り丁寧に作られた一点物の豪華かつ高価なドレスが、一度しか着られないなんて勿体なさ過ぎ! なんて声がキャサリン妃から聞こえてきそうです。
レッドカーペッドにとても映える、色やデザインを選ばれたこともお見事。気品にあふれた華やかさで、周りを圧倒する美しさでした。
ただ着回すのではなく、進化を加えるのがキャサリン妃のモットー
さて、このBeforeとAfterのキャサリン妃、どこが違うか分かりますか?
正解は、袖!
Beforeでは、少し広がりのある袖のデザイン、シルクシフォンの透け感が、軽さと若々しさを感じさせますね。
一方の今回Afterのほうは、袖を腕に沿う細身シルエットに変更。裏地も付け、パッドを入れて肩のシルエットをきっちり作られたことで、クラシックな雰囲気に大きく変わりました。
3児の母となられた現在のキャサリン妃には、こちらの方がお似合いですよね。
ただ同じもの着回すのではなく、年齢やトレンド、センスアップによってよりベターな方法があれば、迷わずチェンジ。これが、同じ洋服を古く見せることなく長く愛用し続けられる秘訣でしょう。常に進化を考える! これがキャサリン妃のモットーです。
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