朝晩はまだまだ冷え込みますが、日中は春を感じるほどのポカポカ陽気だったり。うれしいのですが、本当にこれでいいのかな？って思わされる、このところの陽気。
着るものにもなかなか悩まされますよね。
最近私が気に入って穿いているパンツがこちら。
ブルーバード ブルバードの2020春夏アイテムです。
素材はリネン。ブランドのルック撮影では、ジャケットとセットアップで紹介されています。
何と言っても、この色に一目惚れしました。マゼンタというか、少しだけ紫を含んだような赤。鮮明なのですが、実際に着るとそこまでの派手さもなく、以外にも取り入れやすい色です。そして、華やがせもてくれる色。ブルーバードブルバードは、毎シーズン、洋服のデザインも好きですが、色の出し方がとても繊細で、きれいで、眺めているだけでわくわくします。
そのパンツをあえて冬の装いに。
リネン＝春〜夏というイメージがありますが、この異素材感がじつに効果的なんです。
ふわふわのカシミヤのニットと合わせると、その意外な掛け合わせが全身を新鮮に。それだけで気分もうんと軽くなりますし、装いの空気感も変わります。
このパンツは裏地付きで、センタープレス入り。裾にはスリットも入っています。夏のリゾートっぽいリネンよりはもう少し端正な佇まいで、それも冬ものに合わせられるポイントです。
そして、この強い色も、顔から離れているパーツで取り入れるから構えることなくトライできます。ニットとブーツをベージュ系にすれば、より難易度も低めに。困った時のタビブーツは、カラーボトムの時にも助けてくれます。
ニットには白のロングTシャツをイン。前後差があるので、バックスタイルからチラリと白がのぞいています。それに合わせて、パールのロングネックレスを。白をポイントにして、よりクリーンに。
重たいコートも、厚手のニットも……日中の陽射しとなんとなく違和感を感じるようになったら、まずはボトムスを春物に。素材で変化をつけてみるだけで、装いの風通しがぐっとよくなります。
おしゃれが停滞してきたなと感じたら、ぜひ挑戦してみてください！
Good day!
松井陽子 (instagram: yoko_matsui0628)
Comment