身長154cmのスタイリスト川上さやかさんにSサイズの着こなしをレクチャーしてもらう短期集中連載。今回は、読者アンケートで「苦手!」という声が多数聞かれたワイドパンツの着こなし方について教わります。
スタイリスト川上さやかさんが実体験から語る「小柄さんが避けたいNGアイテム」とは?>>>
Q.はきたいけどいちばん苦手な服はワイドパンツ。小柄だからバランスが取れません!
シャツ/ソーノ パンツ/オーラリー バッグ/レジーナピョウ 靴/ピッピシック ネックレス/ノーブランド バングル/ミアンサイ リング/[右手薬指]ドゥジャガー、[右手中指・左手人指し指]ティファニー、[左手中指] マリアブラック
センターシームのワイドパンツを選べば、すっきりとはきこなせます!
皆さんからいただいたSサイズファッションのお悩みアンケートの結果で、「選び方が難しいと思うアイテムは?」の答えとしてとても多かったのは、「ワイドパンツ」でした。「パンツ自体が難しい」という方も複数名いらっしゃいました。
私自身パンツ派ですが、いつも選んでいるワイドパンツは、センタープレスかセンターシームが入っているものです。
センターシームとは?
センタープレスのパンツは、皆さんすぐ想像がつくと思いますが、パンツの前中心に折り目がつけられているものですよね。センターシームとは、センターの折り目がしっかりと縫い留められていて、脚を曲げても、洗濯をしても、センターのラインが取れないようになっているものです。なので、センタープレスよりも、よりしっかりと縦のラインを強調できます。
センターシームの効果は絶大で、この縦ラインがあるだけで、ワイドパンツの重さが軽減されて見えますし、Sサイズをすらりと縦長に見せてくれます。
背面にもセンターシームがあると、なおすっきり!
フロントだけでなく背面にもセンターシームがあるパンツは少ないですが、もし見つけたら絶対におすすめです。人の視線に留まりやすい後ろ姿をすっきり見せられますし、ヒップラインもきれいになります。
ワイドパンツが重く見えないように、抜け感をつくるのはマスト!
パンツの選び方はもちろんですが、着こなし方でも工夫していることがあります。重心が下がるワイドパンツを軽やかに見せるための工夫です。
この着こなしでは、デコルテや手首の肌を見せ抜けをつくることで、重く見えないようにしています。トップスをパンツにタックインするのもバランスを下げないポイントです。
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