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忙しかった日の夕飯はできるだけ簡単に済ませたいもの。とはいえ、家族でいただく食事では見た目やボリュームも重視したいですよね。1品だけでも食事が成立するパスタは、そんな時の強い味方。電子レンジで作るホワイトソースを覚えてしまえば、好きな具材でアレンジも可能です。そんなとっておきのレシピを、城川朝さんの著書『忙しい人の家族ごはん』からご紹介します。

 


レンジで作るホワイトソースで、春の彩りパスタ


食卓がさびしくならないようにするには、具材にボリュームを持たせ、食べ応えを演出するのがポイントです。

 

 材料(4人分)
※大人2人+子ども2人を想定しているため、通常の4人分よりもやや少なめです。

スパゲティ(1.6mm) ⋯ 360g
グリーンアスパラ(根元を少し切り落とし、4cm幅の斜め切り) ⋯ 6本
生ハム(一口大にちぎる) ⋯ 100g

【レンジホワイトソース】
小麦粉 ⋯ 50g
バター(1cmの角切り) ⋯ 50g
水 ⋯ カップ1
牛乳 ⋯ カップ2と1/2

固形コンソメスープの素(チキン) ⋯ 1個
塩 ⋯ 小さじ1/2
こしょう ⋯ 少々
レモン汁 ⋯ 適宜

 作り方 

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1 レンジホワイトソースを作る。耐熱ボウルに小麦粉を入れてバターをちらし、電子レンジで1分30秒加熱し、泡立て器でよく混ぜる。

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2 1に分量の水、牛乳、砕いたコンソメスープの素を順に加え、よく混ぜて再びレンジで6分加熱する。

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3 ダマが残らないようによく混ぜ、再びレンジで3分間加熱する。

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4 もう一度よく混ぜてからレンジで1分30秒加熱し、最後に塩、こしょうで味を調える。

5 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を湯の1%(分量外)加え、スパゲティを袋の表示時間通りにゆでる。

6 ゆで上がり30秒前にアスパラガスを加え、ゆで汁をカップ1ほど取り分けてから、ざるに上げる。

7 ホワイトソースにスパゲティとアスパラガスを加え、ゆで汁を加えて濃度を調節しながら混ぜる。

8 器に盛り、生ハムをのせ、好みでレモン汁をかけていただく。

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城川 朝(シロカワ アサ)

外資系航空会社のキャビンアテンダントを経て、結婚後、10年以上にも及ぶアメリカ生活で、かねてからの趣味だった料理を本格的に学ぶ。現地では、スクールの講師として教えるまでに研鑽を積み、帰国後、東京・西荻窪で料理とお菓子の教室を主宰。テレビ番組や著書、キッチンツール開発まで活躍の場を広げる。ふたりの娘は、それぞれ家庭を持ちながら仕事でも活躍。その多忙ぶりを目の当たりにし、忙しいなかで食事作りをする人へのエールになればと本書の企画がスタートした。おいしさと作りやすさの両立を目指して試作を重ね、作り続けてきたレシピにも新たな工夫とアイディアを盛り込んだ。著書に『夫婦ふたりのシニアごはん』『ラクしておいしい あつまりごはん』(ともに講談社)、『もっと野菜が食べたいから まずはゆでる!』『冷凍できる晩ごはん』(ともにNHK出版)などがある。

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『忙しい人の家族ごはん』
著者 城川 朝  講談社 ¥1430(税込)

忙しい人に伝えたいのは、食事はシンプルがいちばんということ。もし時間がなくて行きづまっているなら、急ぐテクニックを駆使するより、メニュー自体をシンプルにすることです。そして、同じ料理を繰り返し作ること。レシピを見ずにその料理を作れたら、それがいちばんの「時短」になります。思いたったら迷わず作れる主菜が10品もあれば十分。わが家の味といえる料理があれば、食事作りは格段にラクになります。多忙な子育て時代を過ごしたベテラン主婦が、40年間徹底的に検証し、実践したゆとりを生む時短術とベストレシピ!

『忙しい人の家族ごはん』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。
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撮影/鈴木雅也
構成/生活文化チーム

出典元:https://kurashinohon.jp/1189.html

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