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50代ファッション学。今こそ、気分があがる帽子選び

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「Sugri のファンタジーな帽子」

季節の変わり目と言えば
身体の温度調整が難しいのと同じくらい洋服選びも迷う時期ですよね。
自分の毎日のワードローブは
流行というよりかは
お天気とその日の気分で
決めています。
最近、コロナウィルスとやらのせいで
気分がモヤモヤしがちですが
そんな時ほど、スタイリングには
ファンタジー感を取り入れたい。
そんな気持ちに寄り添ってくれるのが
帽子ブランドのSugri(スグリ)。
古き良き伝統の中に生まれる機能美や手間隙を惜しまない贅沢な中から生まれる優美さ
そんなクラシックなスタイルを基本として日々の生活に溶け込むデザインがコンセプトになっているブランドで
デザイナーは佐々木恭子さん。
すべてハンドメイドで制作しているのです。
私がディレクションしている
「Pili」でお取り扱いさせてもらっています。

 
 

私も購入した
このサテンフードの帽子。
被り方はいろいろありますが
ウイッグのようにカポッと頭にかぶせると、このようなレディライクスタイル&ファンタジー感100%!
ハードル高そうに見えますが
照れずに被ったもの勝ち!

 

定番や流行に左右されない
価値判断基準を自分の中に持つということが自分の永遠なテーマになっているのですが、まさにこの帽子は
ぴったりあてはまるデザイン。
モード力も免疫力もこんな時こそ
上げていきたいですよね。
ではまた!

 

岡本 敬子

アタッシュ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

 
 

『好きな服を自由に着る』

岡本敬子 著 光文社 1500円(税別)


流行りのものを追うだけが、お洒落じゃない。着心地が良くて自分が本当に愛せるものを、いつでも気持ちよく身にまとう。そんな大人は、いつだって楽しそうで、かっこいい。ファッション業界にもファンを多数持ち、あこがれの的であるアタッシェ・ドゥ・プレス 岡本敬子さんによる、初のスタイルブックがついに完成しました。天気や日差しによって着るものを決める。色や柄は大胆に使う。小物をピリリと利かせる。動きやすく快適、だけど上品。めくるめく敬子流コーディネートをたっぷり詰め込んで、ページをめくるたび、ファッションがもっと好きになる1冊です。


 

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