みなさん、こんにちは。

今週のNHK『うたコン』、ご覧になりましたか?!

私、この日はリアタイ視聴できなさそうだったのであらかじめ実家の母に録画を頼んでおいたのですが(まじでビデオ早く買わないと)、帰り道に開いたTwitterで「氷川きよし」がトレンドに入っているのを見つけてしまい、もういてもたってもいられず、SNSに上がっている動画を片っ端から漁ってしまいました。

まさか「Rusty nail」を歌うきーさまが観られるとは!!!!

“青春の一曲”ということなのか、そうだよねえ。世代ドンピシャだよねえ。
それにしても見事な歌いっぷりでしたね! 特にサビの音を伸ばすところでまだ全然余裕ある感じが、さすがきーさま。X JAPANの曲をあんな普通にさらっと歌ってる人、はじめて見ましたよね(本家のTOSHIさんだってもうちょっと必死だと思う)。

そして今回も衣裳ですよ。最初、新作? と思ったんですが、よく見たら去年「アニサマ2019」に出演した時に着てたやつですね!! ていうかおみあしが! 上半身ガッチガチに固めてるのにおみあしが、スケスケ!! いま一度冷静に思い返してみるときーさま、美脚すぎません? もういっそ全部出してほしい!

ほんの1分程度の動画でこのありさまです、ほんと毎回ものすごい破壊力と情報量。まだ見られていないもう一曲とトーク部分は(時代劇の“旅の者”みたいな恰好してるのを見かけたのですが、あれはもしや?!)、録画で、週末ゆっくり楽しみたいと思います。

そして今回の『うたコン』でつくづく思ったんですが、カバーって、歌の上手い人を追いかける醍醐味ですよね。

先日のコンサートでも、美空ひばりさんの『歌は我が命』を歌っていたきーさま。私はそれまでこの曲の存在を知らず、うわーなにこれめっちゃいい曲! と思っていたらカバーと知り、その後速攻で原曲をあたった次第。

私、今まで音楽のサブスクサービスってイマイチ良さがわからなくて使ってなかったんですけど、こういう時めちゃくちゃ便利ですね……。

 

聴き比べると、同じ曲なのに全然違って本当に興味深い!

 

きーさまは、歌詞に自分の思いを重ねて、一つひとつ噛みしめるように歌い上げる。一方のお嬢は、あくまで楽しく、軽やかに。それぞれの、歌うことへの想いや価値観、矜持みたいなものがものすごく出るなあ、と。

(これはあくまで私の個人的な解釈ですが、美空ひばりさんって驚くほど歌に感情移入してないんですよね。それよりも一曲をいかに上手く、完璧に歌いこなすかに全神経を集中させていて、たぶんそれが彼女にとっての「気持ちを込める」ということで。そもそもの定義が、他の歌手の方とはちょっと違う。これこそが、彼女が唯一無二といわれる所以なのかなあと思いました)

そして改めて思ったこと。きーさまの歌う『歌は我が命』を、もう一回聴きたい!
セットリストが同じなら次の八王子公演でも聴けるだろうけど、今のこんな状況ではコンサート自体やるかどうかわからないし……。

そもそも音源にはなってないのかな? カバー集とか出てたら欲しいなと思って探してみたら。

 

あるじゃないですかーーー!!

この「演歌名曲コレクション」シリーズ、これまでに28枚も出てるんですね。しかもここ10年はほぼ年2枚ペースって、どんだけ仕事してるのきーさま。

選曲もニクい、「新・演歌名曲コレクション8」収録の五輪真弓『恋人よ』とか、30秒の試聴だけでもやばすぎる……!(試聴してみたいという方は日本コロムビアHPへ)

さすがデビュー20年、掘り甲斐あるわー。しかもこれ、一度手を出したら完全に引き返せなくなるヤツ(そこがいい)。
いよいよ沼に足を踏み入れたなという実感にぞくぞくしています……!

それではまた!
 

前回記事「氷川きよしさんのコンサートに絶対持って行くべきモノの話」はこちら>>