中国では新型コロナウイルスの外出禁止令が解かれたあとに「コロナ離婚」が急増しているという記事を見かけたばかりですが、いくら仲がいい家族でも、毎日外に出られず24時間顔を突き合わせていたら、イライラすることもありますよね。

今日は私たちと同じように外出自粛中でリモートワークと家庭生活の両立に悩み、そのアドバイスをセックス＆男女関係カウンセラーに求めた、グウィネス・パルトロウのお話を。これは私のようにひとり暮らしの方のコロナ鬱解消にも効果がありそうなので、ぜひ参考になさってくださいね。

写真：Best Image/アフロ

元夫クリス・マーティンとの「意識的なカップルの解消」のときから、結婚生活やカップルの問題解決をプロのカウンセラーに頼っている彼女。

 

元々ステップファミリーというデリケートな立場である上に、新型コロナウイルス対策での外出自粛中は、15歳の娘アップルと13歳の息子モーゼスという思春期のふたりの育児をしながらリモートワークをしているそう。

どうしたらこの状況下で家族がハッピーに過ごせるか。再婚相手のブラッド・ファルチャックと共に、セックス＆男女関係カウンセラーのミカエラ・ボーエムに相談した、オンラインカウンセリングの動画をライフスタイルブログGOOPで公開してくれました。

部屋着でもセクシーで絵になる夫ブラッドと、 家でもおしゃれなグウィネス。撮影も仕事のうちだから当然と言っちゃあ当然なんですが、 うらやましい……！

とても興味深い内容なので、英語がわかる方はぜひこちらから動画を観ていただきたいのですが、概要をピックアップしてみました。

・仕事や家事、夫婦の時間を全部ごちゃ混ぜにしないよう、やるべきことをリストアップして片付けていく

・1日の中で、必ずクリエイティブになれたり身体を動かしたりして楽しめる時間を取る。これが、ストレスを溜めないようにするには最も重要

・そのためには、今までやりたいと思っていたけど時間がなかったりしてできなかったことをすべてリストアップする。子供のことだったり家事だったり趣味だったり、なんでもいい。その中でクリエイティブになれることを探して、やってみる。楽しむための時間を意識的に確保して。

・家族やパートナーに対して強い絆を持つことが大事。いつもよりスキンシップやハグをしてみて

・パートナーがいなければペット、ペットもいなければ木をハグするのでもいい。自然との触れ合いにも癒しの力があるし、セルフマッサージでもいい

・相手の感情をいつもより気遣ってあげる。そのためにはまず自分の神経を鎮めるために自分のケアを

・その方法にはオンラインヨガだったり、瞑想だったりバスタイムを楽しむなど、自分に合ったやり方を探して。中でも身体を動かす、ハグなどのスキンシップは非常に有効

・思春期の子供に対しては、できることは何もないわね（笑）

・カップルに対してのアドバイスは、家族がいても「カップルタイム」は確保すること。その時間は、子供のことはなるべく忘れて、ふたりで楽しい時間を過ごして

・今はカップルでお互いの役割を決めて協力戦略を持つことが大事なとき。トイレットペーパーのことでいちいちケンカしてる場合じゃないのよ（笑）

・セクシュアルな気持ちになれないという女性の相談が増えている。セクシュアルな気持ちを取り戻すためには、一日中パジャマで過ごしたりしていてはダメ。家に居ても、おしゃれしてメイクしてみるとか、たまにはそういう努力をするといい

・ほかには、美味しい食べ物やお茶を味わったり、いい香りを嗅いだりして、五感を喜ばせて。そうすることで徐々にセクシュアルな気持ちが戻ってくるから、焦らなくていい

写真：Backgrid/アフロ

などなど。ミカエルに対し、「思春期のアップルがいるステップファミリーだからもう大変で！」とぶっちゃけるグウィネスや、「四六時中一緒にいる相手に魅力を感じるにはどうしたらいい？」と尋ねるブラッドに、セレブも私たちと同じようなことで悩んでいるんだなあ……と、親近感を覚える内容。

長くなりましたが、ミカエルの言うように、今は誰もが大変なとき。大切なのは自分にも他人にも寛容になって思いやりを持つこと。これを心がけるようにして、何とか乗り切って行きたいですね。
 

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