STEP1 仙骨まわし


女性には嬉しい効果がたくさん得られる仙骨ケア。まずは基本の仙骨まわしをマスターして。逆三角形の仙骨の形を意識しながらやるのがポイントです!

1 仰向けで両手で両ひざを抱える

 

仰向けになり、両ひざを曲げて両手で抱えます。目線は天井へ向け、肩の力を抜いてリラックス。

 

2 両ひざを揃えて回す

 

両ひざを揃えて、左回しに小さくひざを3回回します。仙骨を床から離さずに回しましょう。次に右回しも同様に。
 

3 両ひざを離して、それぞれ外と内に回す

 

両ひざを離して、それぞれ外回しに3回回します。仙骨を床から離さずに回しましょう。内回しも同様に。


STEP2 仙骨おとし


仙骨まわしで仙骨周辺に刺激を与えたあとは、“仙骨おとし”で仙骨まわりを整えて終わりましょう。全身のだるさがとれて、すっきりするはず!

1 仙骨をトントンと床に落とす

 

仰向けになり、足を軽く開いて両ひざを立て、両腕は手のひらを下に向けて体の横に置きます。お尻を床から浮かし、仙骨が当たるようにやさしく床に落とします。これをトントンとリズミカルに5回。
 

2 お尻をさらに高く引き上げて落とす

 

1の姿勢からさらにお尻を引き上げて、ひざから胸が一直線になるようにします。腰に違和感があったら、無理に高く上げなくてもOK。そこから、床にストンとお尻を落として仙骨を刺激。痛みを感じる場合は、タオルを敷いて行って。これを1回。

田口咲

東京・麻布十番「鍼美salonゑまひ~EMAI~」代表。AEAインターナショナルエステティシャン。鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、医療リンパドレナージセラピスト。秋田県生まれ。お尻のケアに着目し、マシンや手技、鍼灸などを交えた独自の手法でケアにあたる。お尻をケアするだけで、ヒップアップ、痩せる、小顔になる、可愛くなる、開運すると大人気で、女優やモデルなどにもファンが多い。初の著書『全身きれいになりたければ、お尻だけほぐせばいい!』が講談社から4月10日に発売。

 

『全身きれいになりたければ、お尻だけほぐせばいい!』
著 田口 咲 1350円(税別) 講談社


たった1箇所、お尻をほぐすだけ!なのに、スタイルアップはもちろん、体の不調まで改善してしまう魔法のような美容法、それが“お尻ほぐし”。本書では、これまで1万5千人以上のお尻をケアしてきた「お尻先生」こと田口咲さんが、自分でできるお尻ほぐしテクニックをご紹介します。1日3分お尻をほぐすだけという手軽さなので、忙しい人にもおすすめ。ラクしてきれいになりたい、欲張り女子は必見の一冊です!
 


撮影/岩谷優一(vale./加治ひとみ)、
小野良子(ビフォーアフター)、伊藤泰寛(田口咲)
 ヘアメイク/George(加治ひとみ)、
藤本希(cheek one/田口咲)
 スタイリング/坂下シホ
 モデル/加治ひとみ
 取材・文/和田美穂
 構成/藤山佳那


第1回「たった3分ほぐすだけで垂れ尻も改善!?【小尻&O脚改善にお尻ほぐし】」はこちら>>

第3回「垂れ尻、冷え尻、セルライト尻を防止する正しい座り方って?【お尻ほぐし】」は4月15日公開予定です。

 
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