いつかは訪れる、身近な人の「死」。お別れに慣れている人はいませんし、まして喪主になるとなった場合、ほとんどの人がはじめての体験でしょう。親しい人との別れは想像するだけで辛く悲しいものですが、もしその時がきたら、後悔のない時間にしたいですよね。
そこで今回、『身内が亡くなったときにすぐすべきこと 知っておくべきこと』から、思い残すことのない葬儀社の選び方を学びます。

 


亡くなった人を送ることに気持ちを集中させる


身近な人が亡くなった直後は、自分たちが主体となって動かなければ何事も進みません。お葬式が終わるまでは、亡くなった方を心を込めて送ることに気持ちを集中させましょう。

お葬式を行うと同時に、さまざまな届け出やお世話になった人への連絡など、することがたくさんあります。すぐにしなければならないこと、お葬式が終わってからでも間に合うことに分けて、優先順位をつけて行います。
亡くなった方のエンディングノートなどが残されていれば、その希望に沿ったお葬式を執り行いましょう。

 

下図では、時系列に沿った主な流れをまとめていますが、近年、時期や地域、家族の事情等によっては、斎場や火葬場の予約が1週間以上も取れず、必ずしもこの通りにいかないというケースも多くなってきています。各自の状況に合わせた、柔軟な対応が必要となりそうです。