スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。

寝ること。私にとって、仕事をすること食べること。踊ること、飲むことと同じくらい(たくさんあるな、大切なこと…笑)大事なことです。家族には、「自宅での趣味は寝ること。ストレスをためない秘訣も寝ること。とにかく“私は寝ます”」と、宣言してあります。先日のインスタにもアップしましたが、なんと、直近の休日、私12時間以上寝てしまいました。なんという幸せ! 

 

パジャマは夏も冬もシルク。速乾性が高く保湿力があり、もちろん肌当たりが滑らかなので。インティミッシミプライベート・スプーンズ・クラブで買うことが多いです。サイズはブランドにもよりますが、L。嫌なんです、締め付けられるのが。

ショーツはコットンかシルクで、できたらシームレスのもの。これも、インティミッシミで買います。

さらに枕は、STYLE VOICEで購入した、nishikawaのファインクオリティ フラボノイドパイプ枕(素材ふつう、高さ低め)。ベッドリネンは、年間通して麻素材に。

寝室は、歩く音がしないようにカーペットを敷き、カーテンや壁もグレイッシュな色で統一し、間接照明を徹底。さらに、眠りにつく1時間前に、バラカデッドシーソルトを入れた浴槽につかり。きちんと髪を乾かして寝るように。ニールズヤードピローミストも忘れず、キャンドルも。と、私がどれだけ全力で寝ることにエネルギーを注いでいるか、お分かりいただけますよね。

よく「本当に元気ですね」と言われますが、その理由の1つには、きちんと寝る――ということは絶対にあると思います。

そしてさらに、眠りの質を良くするために、昨年の夏に購入し、使い続けているのが「グーグースリープ」マットレス。それまでは、ベッドフレームと一緒についてきたマットレスをそのまま使っていたのですが、友人に勧められ、こちらをセット。半年以上使い、夏、秋、冬、春とすべての季節を体験して良かったら、コラムに書こうと思っていましたが。

良かった!

まず夏、涼しい。真夏でも必ず湯船につかる私。さらに、日当たりが良い寝室は、昼間の熱気がそこかしこ、例えばカーペットやカーテン、マットレスにも残っていましたが。寝る前に冷房を一定時間つけておくと。以前使っていたマットレスは、それでもじんわり熱く、嫌な汗をかいていました。そうか、このマットレスにしてからそれがない。逆に冬は、足先がひんやりしていたのも、ないっ!!!!!

もちろん続けているホットヨガの効果もあるとは思いますが。1年に2、3度は(ミモレの撮影中もそれは起きた!)「ぎっくり背中」に見舞われていたのが、ここ数か月ないっ!!!

これは個人的な実感ですが、夫のいびき(ときに、階下に寝ている子供が起きてしまうほどの…泣)も軽減したような。寝返りがうまくうてるから? なのかしら。

まだ1度しか洗っていないけれど、マットレスのトップカバーも洗えるので、清潔で安心です。冬でも汗をかいているはずだから、今度天気の良い日に洗濯しよう。

と、良いことづくめ。先日、シーツの交換をしていたときに、「あ、そうだ。この話、いつか書こうと思っていた」と思い出しました。それほど、もう私の毎日にフィットしていました。手持ちのマットレスを処分して、このマットを敷く――ということにはなるのですが、「眠り」に並々ならぬ情熱を傾けているので、間違いなく買ってよかったな、と思っています。

このパニックのせいで、不安やストレスで眠りが浅くなる人も多いようです。もし「眠り」をより追求したい方、マットレス(あ、パジャマやベッドリネン、お風呂の入り方も)見直してみませんか?
 

大草 直子

こんな感じ。ベッドフレームはジェルバゾーニです。
表面は、凹凸のあるメッシュ素材。麻素材のシーツを敷いています。
プライベート・スプーンズ・クラブのパジャマ。さらさらして本当に心地よい。外気温に左右さるやない天然素材だから、暖かいし涼しい。

トップス & パンツ#ハウント

前回記事「今年のヘビロテ春コートの共通点とは【スタイリスト大草直子】」はこちら>>