スタイリスト、ミモレコンセプトディレクターの大草直子が着こなしのアイデアや日々の思いを綴ります。
フェイスタイムやズーム(先日の咲子編集長たちとの会議には、なかなか入れず、皆さんをお待たせしてしまった。さらに、会議中に、マヤの勉強を見ていた日南子が珍しく激怒して映り込んできたりはしたけれど)での打ち合わせや会議、私、嫌いじゃないかも。だって、自分の家でリラックスできるし、集中できるし。会議室やカフェでの話し合いは、なんか気が散ってしまう(笑)。
というわけで、1日に2本から多い時には3本、オンラインミーティングをしていますが。気づいたの。この不鮮明な(ズームはやはり、少しクリア)画質の中であっても、起き抜けとは違う溌剌さがあり、ただし、キメすぎていないカジュアル感もあって――という私を作るのに必要なのは、色ではなく光と艶だなあ、と。髪をしっかりセットする必要もないし、アイシャドウ、アイライン、口紅、チークとフルメイクをする必要もない。
というわけで、最近はBBクリームや、下地+薄付きのファンデーションに、効果的に光と艶を足すようにしています。
まずは、オーバイエッフェのリッチオイルで髪(=顔のフレーム)に光と艶を。私くらいのセミロングの長さだと、4~5プッシュくらい。はい、結構しっかりつけます。表面だけではなく、髪の内側含め全体的に。
そして一番大切なのが、目の下からこめかみにかけての艶。色をたくさん重ねなくても、ここにキラっと、それこそ人工的な「艶玉」を作っておくと、その人自身が生き生きと見えることに気付きました。私が使っているのはrmsのマスターミクサー<フェイスカラー>。適度にテクスチャーがあって、ラメとは違う、もっと繊細で上品な光を放ってくれるので、大人にはぴったりです。直接指で取って、とんとんと、目の下からこめかみまで伸ばします。これ、もちろんリアルなミーティングでも、大きな威力を発揮するので、ぜひ試してみてください♡
そしてアイシャドウは、色はそんなに映らないので、影を作ってくれるもの。今使っているトーン ペタル アイシャドウ29。2色がグラデーションでセットされているので、これ1つでOK。結構しっかり色がのりそうに見えますが、ふわっとつければ、ブラウン系のシャドウでは出せない、ポジティブな陰影が目元に作れるので大好き。インスタライブ等でつけていると、必ず「どこの?」と聞かれます。スマホ映りも良いようです(笑)。
というわけで、メイクも色々試せて楽しいです。目下の悩みは、髪が切れないこと。いつもカットしてもらっているヘアメイクアップアーティストの方に、ズームカットしてもらおうかな(笑)。
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