みなさま、こんにちは。
すっかり更新が滞ってしまいましたが、今回久々にレシピなどをお届けしたくこの原稿を書いております。

新型コロナウイルスの影響でおこもりを始めて、わが家は1ヶ月半が経ちました。
それでもスーパーへの買い物には行っていたものの、緊急事態宣言が出てからは食品の買い出しも主人にまかせての完全自粛生活。
基本的に自宅でずーっと過ごすことも苦にならない私ですが、今までにない長期間でのおこもりには数々の事件や食卓事情の変化が起きています。

夫の買い物が「はじめておつかい」状態。家庭のおこもり事件簿と解消法_img0
買い物バッグは、大きな買い物かご。毎回シュッシュと除菌して使用しています。


① 旦那さんの買い出しが想像以上に「はじめてのおつかい」状態


こんなことを言ったらがんばって出かけてくれている主人に申し訳ないのですが、彼は買い出し初期に様々な伝説を生み出しました。「ニラを頼んだら、ニラの元の姿を知らず一人では買えなかった」「頼んだ以上の余計なもの(「美味しそうだから買ってみた」)を山ほど買ってくる」「時間がかかる」。。。友人に話たら「うちも!うちもー!」という人が多くてみんなで笑いました。

→彼の名誉のために補足すると、今では素早く、裏の表示も見つつ、迷ったらビデオ電話で確認するなど、本当に頼れる存在になりました。けれども、「料理」というのは通常の現代社会では外注でなんとでもなるものの、緊急時に「生き残る」ことを考えた場合、性別年齢得手不得手関係なく、やはり最低限はあった方がいいスキルなのではないかと。・・・このゴールデンウィーク、わが家は主人と娘に料理レッスンをすることにしました。

 


② お昼時、旦那さんの「お腹すいたよ」にイラっとする


これも、原因は①と共通します。在宅ワークになって自宅にいる主人のお昼ごはん問題。そもそも外出できないし、どこで仕事をしようがお昼におなかが空くのは当然の話。けれど、私も自宅で子どもの相手をしながら仕事をしている最中、「お腹すいたよ」と言われるとイラッとくることがあります。「私はあなたの母親ではない」という言葉が出かかるのを喉元でグッとこらえて、こらえて、こらえて考えたところ、やっと「結婚してこのかた、料理を全て私が担ってきたのが問題なのだ」と気づきました。

そういえば、私の父も50代になってから母に「自分の昼ごはんくらい自分でやれ」と怒られて料理をするように。やってみると結構楽しいという人も多いようです。初心者の旦那さんや子どもでもつくれる&楽しいレシピを考えようと思っています。


③ 毎日買い物に行けないという気持ちが、食材を多めに買い込んでしまう


決して買い占めなどではないのですが、「毎日その日の夕食を考えながら買い物をする」ということができなくなってしまった現在、つい多めの食材をお願いして消費期限ギリギリでヒヤッとするということがありました。

→「買い物リスト」をつくることで解決。少し面倒ですが、献立表を作成して計画的な買い物を心がけるようになりました。以前の記事でも「私は作り置きをしない」とお話ししたのですが、それは今も変わりありません。薄味で家庭での衛生管理下での作り置きは、気温も上がってきた今の時期リスクがあります。作るのはせいぜい1-2日で食べきれる量か冷凍保存を心がけています。

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今週の川上家の献立表。矢印は使いまわし予定。

ただし、朝ごはんを作るときに夜までの料理の下ごしらえを一緒に済ませてしまったりすることで、料理の労力はグッと減ります。また、漬物に関しては濃い味で比較的日持ちがするので、多用しています。もともと漬物が好きなこともあって、そのまま食べる漬物はもちろん漬かりすぎてしまった漬物をアレンジするという楽しみも。


みなさまのおうちはいかがですか?

次回は簡単な「漬物」レシピをご紹介します。

「もう一日料理を3回する日々に疲れつつある」方の「あと1品」の手助けに、「日頃あまり作ったことのない料理に挑戦してみたい」方のネタに、ぜひどうぞ。
 

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