前回予告しました「あと一品!」に助かる漬物レシピをご紹介します。

お漬物って面倒なイメージもあるかもしれないけれど、実はものすごく簡単です。
最初に漬けてしまえば、あとは楽ができる少し先の未来への貯金のようなもの。余り野菜の延命にも使えます。
薄味にするなら早めに食べきること、濃い味にしたら1回に食べ過ぎないようにお気をつけくださいませ。

① 大根のビール漬け


去年soup stock tokyoでのワークショップの漬物の回でご紹介して好評だったのが、この大根のビール漬け。大根以外にきゅうりやカブでもOKです。

保存容器やに塩ときび砂糖とビール(飲み残しでも可)と、適当な大きさに切った大根を入れて軽く混ぜて冷蔵庫で漬け込み。だいたい3時間から一晩漬けたら完成。アルコールが苦手orお子さんにはビールを一度煮立ててアルコールを飛ばしてから漬け込んでください。ビールの銘柄はお好みですが、キレよりはコクのタイプがオススメです。

 

② ぬか漬け

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最近はスーパーで完成したぬか床も売っています。無印良品のぬか床も人気なようで、ぬか床が入っている密閉ビニール袋に野菜を突っ込むだけ。野菜はもちろん、ゆで卵なんかもおいしいですよ。腸活のためにもぜひ。こちらも時間はかかるけれど、念のため冷蔵庫で保存。水っぽくなったらスーパーの乾燥している米ぬかを少しずつ足して調整してください。


③ 新生姜の甘酢漬け

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外に出られないと感じにくいこともあるけれど、確実に季節はめぐっています。新生姜が爽やかな魅力を振りまいているので、見かけたらぜひ入手を。一度自家製にしたら、市販のものは買えなくなります。

そして、付け合わせにする以外に、刻んでご飯に混ぜて新生姜の酢飯にしたり、タルタルソースに混ぜてもおいしいです。

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新生姜は皮をむかずによく洗います。消毒のためにザルに入れて熱湯を回しかけるといいでしょう。薄切りにして、先のピンクの皮も捨てずに。鍋に米酢ときび砂糖、塩を入れて煮溶かし(きび砂糖少し多めがおすすめ)、その鍋に新生姜の薄切りを入れてよく和えます。漬け酢はたっぷりつくらなくて大丈夫。でも、多めにつくってしまっても、他の野菜を漬け込んでピクルスをつくれるので無駄になりません。漬けてしばらくすると新生姜がピンクになるのが楽しい。汁ごと清潔な保存容器へ移して冷蔵庫へ。


④ キュウリのQちゃん

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キュウリは漬物の優秀食材。暖かくなって価格も下がってきたので、大いに活用しましょう。鍋に醤油ときび砂糖とお好みで鷹の爪を入れ、1cm厚さの輪切りにしたキュウリを加えて煮立てるだけ。グツグツ2-3分煮立てたら火を止めて粗熱をとって、もう一度煮立てて火を止めて粗熱をとって、煮汁ごと密閉容器に移して冷蔵庫へ。冷えたらすぐに食べられます。ごはんもお酒もすすみますよ。

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⑤ 酒粕味噌漬け


以前、mi-molletのインスタライブでもご紹介させていただいた酒粕と味噌を混ぜた漬け床を活用。おつまみライブでは生鮭の切り身やカマンベールチーズを漬け込んだり、厚揚げに塗って魚焼きグリルで焼いたりしました。

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これ、鶏肉や水切りした木綿豆腐や、にんじんを浸けてもおいしいし、すりごまと豆腐と一緒に和え衣にするのもオススメです。私は、朝、野菜のおひたしを作るときに多めに野菜の下ごしらえをしておいて、夜にこの和え物に変身させていたりします。


一刻も早くコロナが収束することを願いつつ、この状況にうまく適応して前向きに生活を営むことも大切だと思っています。料理はやり方と気持ち次第で「義務」や「労働」にも「楽しみ」にもなります。

どうか、みなさんが料理を楽しめますように。全てを自分でやるのではなく、分担できるのであれば夫や子どもやご両親と協力したり、お取り寄せやレストランのテイクアウトを活用したりしながら、気持ちに余裕を持って取り組めますように。
 

くれぐれも心と体を大切に。どうぞ料理することや食べることを前向きに捉えて、日々を穏やかに幸せに暮らすための大切な要素にしてくださいませ。

前回記事「夫の買い物が「はじめておつかい」状態。家庭のおこもり事件簿と解消法」はこちら>>