話し手が聞き手のためにできること

人気MCが教える「テレビ会議がストレスにならないために知っておきたい11のこと」_img0
 

ズームの画像も粗めで、映像の遅延も起こりがち。いつもの会議のように表情、声色でなんとかしようと思っても上手くいきません。気をつけるべきは以下の6つのポイントです。

 

声の出し方・大きさ…頑張る必要はなし。電話で話す時の少し張った声で
大きな声で頑張っても聞き手はボリュームを下げることができてしまいます。
距離感が不安な方はマイクつきのイヤフォンがおすすめです。

話すスピード…少し早く。「てきぱき」を意識して
聞き手の集中力を途切れさせないようにしましょう。
もともと早口の方は「明瞭に」を意識しましょう。

勝負フレーズ…対面の2倍のエネルギーで伝える
画面やマイクのフィルターを通すとポジティブワードはパワーが半減して伝わります。勝負したいフレーズは特に意識。「もう一度言います」と要点を繰り返すだけでも効果大です。   
   
叱咤・不平ワード…不要不急のネガティブワードは自粛
生理的に聴きたくない言葉がイヤホンを通して耳元に注入されるとパワーが倍増して相手に突き刺さりますので注意しましょう。同僚も家族も聞いています。

視線…資料、聞き手、(余裕があればレンズ)を行ったり来たり
慌てずに、最初は1センテンス、1エピソードごと視線を移すといいかもしれません。余裕ができたら強調したい場所は聞き手、さらっといきたい場所は資料など。

話す時間…できるだけ独走せず、コンパクトに。
長くなる場合は途中で5-10分のオフライン休憩を。つい長くなってしまう人は聞き手が疲れてしまいますので、タイマーをセットしたり、時間出しを誰かに頼むのもいいですね。あなたが話すことではなく「相手に伝わる・相手を動かす」ことが本来の目的です。